2010年7月9日金曜日

「女子会」ブームを捉えたサービスが増えて、さらに拍車

女性だけで集まる「女子会」ブーム。

2008年末頃から「女子会」ブームがマスコミで取り上げられ、全国的な広がりをみせている。リーマン・ショックもなんのその、その後も、ブームは衰えることなく、最近では、ブームを捉えた企業各社のサービスも増えて、さらに拍車がかかっている。

オジサンたちのために「女子会」とは?をおさらいしておこう。
女子会とは、文字通り、女性だけで集まる、男子禁制の会。職場で日頃顔を合わせている同世代の女性が居酒屋やレストラン、バーなどに集まったり、古くからの女友達がメンバーのひとりの自宅で夜通しトークしたり、メンバーや形式はさまざま。女性上司主催の女子会などの例外を除けば、男性同士で飲み歩くのと同じで、特に目的もなく集まるのがふつう。

同世代の女性が集まること、本音トークをすること、人気のバーやレストランまたはシティホテルなどでドレスアップして集まるなどオシャレに盛り上がること、一般的に、「女子会」というと、そんなイメージの会を指す。働く女性が集まり本音トーク…映画「セックス・アンド・ザ・シティ」や米ドラマで見られるそんなシーンがなんらかの影響を与えているという。

働く女性など、お金を使う世代のブームということもあって、このブームに乗っかったサービスを打ち出す企業が増えている。

シティホテルやレストランなど、女性だけの集まりを気軽に楽しめ、だけど、ちょっとリッチな気分を味わえるプランを用意するところも多くなっている。アパレルメーカーは、女子会などでの利用シーンを想定した、ちょっとオシャレな部屋着を店頭に並べはじめた。

衰えをみせない「女子会」ブーム。イベント事業者の皆様も知恵を絞れば、このブームを捉えることができるのではないか。婚活ブームのときのように、イベント業界が盛り上がるきっかけとすることが期待される。