2010年10月8日金曜日

婚姻数減少も、ブライダル業界はマーケット拡大の見通し

厚生労働省の人口動態統計によると、平成21年の婚姻件数は、70万件超。前年から1万8千件あまり減少している。

一方、ブライダル業界は、業界全体的に業績は悪くない。ノバレーゼやベストブライダルなど婚礼事業大手を中心に売上は前年同時期を上回るところが多い。

婚姻件数の減少が続くなかで、逆に、マーケットを拡大できているのは、ブライダル業界各社が顧客のニーズにきちんと対応できているからだ。地味・派手の二極化する志向をとらえ、ジミ婚のカップルには低価格のサービスを用意。ハデ婚のカップルには人気のハウスウェディングを中心とした高級感のあるサービスを提供して客単価を上げている。

厳しいビジネス環境が続く婚活パーティーや結婚情報サービスなどのマッチング業界。盛り上げるヒントはこんなところにもあるかもしれない。

2010年10月7日木曜日

エステ大手の「ラ・パルレ」倒産/ジー・コミュニケーション、「ジオス」「NOVA」売却

日本振興銀行破綻のあおりを受けて、エステ大手の「ラ・パルレ」が倒産した。
ラ・パルレは日本振興銀行がメーンバンクで資金調達が難しくなり、保有している振興銀の株式の損失も膨らんでいた。

同じく、振興銀破綻の影響で、経営不振の英会話学校「NOVA」と「ジオス」を買収したジー・コミュニケーションが、その英会話事業を売却した。

業界は違えども、マッチング事業者と同じく20代30代をターゲットとしたサービスを提供する事業者の動向としてチェックしておきたい。

2010年10月6日水曜日

年末の繁忙期を前に、パーティー事業者に「動き」アリ!

例年、9月~11月は、婚活パーティーや結婚情報サービスを提供するマッチング事業者にとって、年末の繁忙期に向けて、新規イベントや新規事業を企画・検討・実施する「動き」の多いシーズン。今年も、その例に違わず、パーティー事業者で注目の「動き」アリ。

関西地域を中心に婚活パーティーを提供する「恋工房」は、9月より銀座エリアに自社会場を構えてイベントをスタート。関東エリアへの進出を本格化させている。

「恋工房」の「くらべて.com」でのコラム記事(大阪・関西のカップリングパーティー)

その恋工房さんの会場から目と鼻の先のビルでは、(事業売却により現経営陣とは別組織ですが)創業当時に弊社もスタートアップをお手伝いしたアクーさんがイベントを開始。すでにその周辺で事業展開している事業者とあわせて、銀座の中心部数百メートル以内に数社のパーティー会場がきしめく激戦区となっている。

「アクー」の「くらべて.com」でのレビュー記事

その他(具体的なリリースがないと弊社からは公開できない情報ですが)複数のパーティー事業者が全国規模で開催エリアを大幅に拡大させるようす。また、結婚情報サービス事業者とパーティー事業者の連携も、この秋からさらに増えそう。

この時期、同業他社、隣接業界他社の動向は目が離せない。