2009年12月8日火曜日

「商標」分類が見直し。御社のサービス名称の戦略、今一度ご確認を。

マッチング業界においても、サービス名称やブランド名など、他社サービスとの差別化をはかり、商標登録している企業も多いことだろう。

ご存じのように、商標は、ユニークなものを特許庁に登録してはじめて排他的な効力(つまり、他社が、その商標を使えなくなる)を発揮する。ただし、分類された商品ジャンルごとに登録が必要とになり、例えば、同じ「エコナ」という名称でも、洗剤のジャンルで登録されていたとしても、パソコンソフトのジャンルで登録がされていなければ、別の企業が登録してパソコンソフトの名称として利用できる。

1960年の制度導入以来、変更のなかった、登録する商品ジャンルの分類が、2012年にも見直されるようだ。今まで、CDとDVD、サンドイッチとパン、果実飲料と野菜飲料は、別々の分類だったが、同じになる見通し。

この変更。意外と、御社にも関係することかもしれない。一度、御社のサービス名称の戦略を改めて確認してみてはどうだろうか。

2009年12月2日水曜日

出会い系サイトは、今や昔。今や、ソーシャルゲームやアバターで出会う。

マッチング業界の皆様におかれましては、犯罪被害のニュースも含めて、世の中で、出会い系サイトの話題が少なくなったのにお気づきだろうか。

インターネットで男女が出会うのに、出会い系サイトを使っていたのは今や昔。mixiやGREEといったパソコンのソーシャルネットワーク(SNS)での出会いも過去のこと。今は、ソーシャルゲームやアバターで出会う時代になっている。

ソーシャルゲームとは、オンラインゲームをしながら、バーチャルな世界で同時ゲーム接続者とチャットなど、コミュニケーションを楽しみながらおこなうゲームのこと。mixiアプリやモバゲーアプリなど、SNS上で提供されているものが、最近、話題を集めており、利用者が急増している。

アバターとは、チャットなどのコミュニケーションツールで、自分の分身として画面に登場するキャラクター。ブログやプロフではアバターを使ったサービスが人気で、こちらも女性を中心に利用者を集めている。

要するに、ゲームのキャラクターやアバターとして、パソコンの中のバーチャルな世界で、友人・知人はもちろん、見知らぬ人とも、出会いのきっかけが増えている。出会い系サイトなど、出会うためだけのサービスをあえて使って出会いの機会を探す利用者が減っている。

インターネットでの「出会い」。移り変わりの激しい世界だ。

2009年11月7日土曜日

結婚情報サービスの広告減少。マッチング業界にも不況の波が。

新聞や雑誌での結婚情報サービスの広告が減少しているようだ。弊社調べでは、11月に入り、新聞や雑誌での結婚情報サービス各社の広告は急減。結婚情報サービス業界全体的に紙媒体を使った広告を抑制しつつあるといえる。

インターネット広告の広告出稿量に関するデータは、手元にないが、マッチング系のサービスを定点観測している弊社編集部の直感では、インターネット広告も横ばいもしくは緊縮の方向で進んでいるように思われる。

日本経済新聞社の調査によると、サービス業全体の2009年の売上高は0.1%増どまり。2008年の2.0%増の成長に比べて大幅に落ち込んでいるそうだ。不況のあおりをうけてサービス業の業績の落ち込みは深刻だ。サービス業の中でも、旅行、タクシー、ホテル、人材サービスなど、衣食住に直結しないサービスの落ち込みが激しい。

マッチング業界のサービスは、衣食住に直結せず、娯楽性が高いサービス。今後、お客様の獲得に、さらに、キビシイ情勢が続くことが予想される。お客様の満足度を高める各社または業界全体の創意工夫が求められそうだ。

2009年8月16日日曜日

<インターネットのトレンド情報>ミニブログ「twitter(ツイッター)」本格始動

マッチング業界の事業者の方々。

「twitter(ツイッター)」と呼ばれるインターネットサービスをご存じだろうか。ジャンルとしては、ミニブログと呼ばれるサービスに分類されるが、とにもかくにも、この「twitter(ツイッター)」、は流行りつつある。

知っている人は知っているし、知らない人は全く知らないだろうから、ここで詳しい説明は省くが、とにかく流行っている。そして、SNSに続く新たなコミュニケーション方法として注目されているので、興味を持たれた方は、試してみてはどうだろうか。

簡単に言うとブログみたいなもの。今後の日本国内での流行の見通しとしても、SNSのように、老若男女、一般人の幅広い層で受け入れられるサービスではないが、一部のコアな層で利用され、また、むしろ、ビジネスの現場で積極的に活用されそうなサービスではある。企業サイトや企業ブログのような使われ方をするかもしれない。

「twitter(ツイッター)」
  
北村の「twitter(ツイッター)」アカウント
  http://twitter.com/kurabete/
 ※無駄口たたいてますがフォロー歓迎です!

2009年8月15日土曜日

「婚活」を、自治体が事業化もしくは支援する動きが広まる。マッチング業界のビッグチャンス?

お見合いパーティーや結婚相手紹介業といった、いわゆる「婚活」を、自治体が事業化もしくは支援する動きが広まっている。

株式会社くらべてドットコムが配信する、7月の定例ニュースメールやこのブログでは、国の政策として「婚活」支援がおこなわれる流れにあることをお伝えした。

そうした流れを先取りして、自治体では、「婚活」を事業化または支援する動きが活発だ。県や区、市町村が、企業などに呼びかけて支援事業を企画したり、婚活パーティーを結婚情報サービスに委託したり、結婚を仲介した登録事業者に成果報酬を支払ったり。
事例としてマスコミでよく取り上げられているのは、品川区が主催する結婚支援イベント「しながわマリッジサポート」。結婚情報サービスのオーネットに委託して、婚活イベントや交流会、セミナー、結婚相談を実施している。

少子化問題を受けて、マッチング業界には、これから空前の「婚活」特需がやってくるかもしれない。

2009年8月7日金曜日

10月にも、風営法施行令を改正。出会い系喫茶、疑似ラブホテルを規制対象に。

風営法の規制対象外のいわゆる「疑似ラブホテル」の急増や、売春斡旋の温床となりかねない出会い系喫茶の規制・監督の必要性等の問題から、本年に入り、外部有識者も交えた警視庁の研究会(風俗行政研究会)が数回にわたっておこなわれていた。

8月6日、風俗行政研究会は、「出会い系喫茶及び類似ラブホテルに対する規制の在り方に関する提言」をとりまとめ公表。出会い系喫茶や疑似ラブホテルを風営法の対象として、10月にも、風営法施行令を改正する見通しだ。

マッチング業界としては、「出会い系喫茶」について、お見合いパーティーや結婚相手紹介業(=結婚情報サービスおよび結婚相談所)と、きちんと切り分けされて規制の対象となるか、つまり、出会い系喫茶もお見合いパーティーも一緒くたに規制されやしないか、が大きな関心だったが、現状の提言書を読む限り、その心配はなさそうだ。

2009年7月21日火曜日

新ドメイン登場で、インターネットの世界が変わる可能性。ドメイン「~.日本」「~.tokyo」「~.shop」、実現に。

インターネット上の住所にあたるドメイン。そのドメインのあり方が大きく変わろうとしている。具体的には、これまで kurabete.com など基本的にはローマ字しか使えなかったURLで「お見合い.東京」などの日本語が使えるようになったり、「~.tokyo」「~.shop」などのちょっと変わったURLが登場したり、といった見通し。

この記事はマッチング業界向けのカップリングパーティー業界新聞なので、難しい話はさておき、そうしたドメインの変化で、具体的にインターネットの世界がどうなる可能性があるかに触れたいと思う。

日本のインターネットの世界が大きく変わる可能性もあれば、ほとんど変わらない可能性もある。
一番大きく変わるシミュレーションでは、現在の kurabete.com などのローマ字ドメインの存在価値が大幅に後退する世界が予想される。
今は、何か探したいサイトがあると、ブラウザの検索窓にURLを打ち込むか、検索サイトやブラウザにある検索エンジンの検索窓にキーワードを打ち込むのがふつうだが、その習慣が変わるシュミレーションだ。
日本語ドメインが普及するインターネット世界では、まず、URLを打ち込む習慣はなくなり、ブラウザの検索窓に日本語を入力して、直接サイトにアクセスしたり、(グーグルやヤフー経由で)サイト検索したり、といった行動に変わだろう。
例えば、東京のカップリンパーティーを探すときは、ブラウザの検索窓に、「カッフプリングパーティー.東京」と打ち込む検索スタイルだ。
ほとんど変わらないシミュレーションでは、これまでどおり。ただ、ドメイン名のバリエーションが増えてニギヤカになる、というだけ。

ほとんど変わらないシミュレーションにしても、以下のようなトップドメイン(ちなみに、「くらべて.com」 [URL: http://www.kurabete.com/ ] のトップドメインは「.com」)「.日本」「.東京」「.大阪」「.tokyo」「.shop」「.music」「.sport」が、数年以内に登場するのはほぼ確実。
各社のビジネス展開やドメイン戦略に応じて、登録するドメインを決めておいたほうがいいだろう。

2009年6月24日水曜日

改訂特定商取引法の施行を控えて通信販売の返品表示を大きくするガイドラインを公開

訪問販売や通信販売など消費者トラブルの生じやすい取引を規制する特定商取引法の改訂法が年内に施行されるのに先立ち、経済産業省は 通信販売の返品表示に関するガイドラインを発表した。

ガイドラインでは、特定商取引法の対象となる通信販売による商品やサービスについて(結婚情報サービスや出会い系サービス、男女の出会いを目的とするパーティーの申込みも対象)、返品表示を大きく 分かりやすく告知することを求めている。
結婚情報サービスの事業者では、カタログや新聞・雑誌での広告での告知方法に、その他のマッチング系事業者では、ホームページからの申込み対応に関係してくる。

返品の特約事項は、広告やホームページの申込みサイトで、表示しておけばいい、というものではなくなった。
ただ、ガイドラインでは、表示位置や表示サイズなど、厳密に数値で 規定しているものではないので、最終的には事業者に裁量の余地が残されている。
今日、明日、対応しなければならない問題ではないかもしれないが、いずれにしても、トラブル防止のための返品表示のあり方が示されたわけなので、マッチングビジネス事業者は、ガイドラインを一読されることをおすすめする。

2009年6月23日火曜日

カップリングパーティーや異業種交流会に国の予算が付く?

小渕優子少子化担当相が中心となり進めている「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム」は、6月に報告書をとりまとめた。
報告書には、少子化対策の具体的な方向性を示す10の提言が、それぞれ分かりやすく簡潔になされている。

10の提言のうち、異色であり、今回の提言全体を特徴づけているのが、「少子化対策の第一歩は”恋愛・結婚”から」という第1番目の提言。
要するに、少子化対策として「婚活」を支援していこうという方向性が示されている。
具体的な支援策にまで踏み込んだものではないが、「異性との出会い の場の提供」「異性とのコミュニケーション能力向上策」といったこと が、課題として上がっているようだ。

この報告書の内容は、年内にまとめる「少子化社会対策大綱」に反映される。国の政策として「婚活」支援が動き出せば、当然、予算がついて、カップリングパーティー、異業種交流会、結婚情報サービスなど、マッチング業界の企業には、政府補助(金)や政府や自治体からの事業受託で大きなビジネスチャンスとなるはず。

一方、政府予算の恩恵を受けるには、厳しい事業者の選定をクリアする必要も出てくるだろう。業界が注目されれば、サービスの安全性などを高める規制も出てくるかもしれない。
少子化対策が、マッチング業界各社にとって、ピンチとなるか、チャンスとなるか…。
いずれにしても、今後の動向は、要注目だ。

2009年6月17日水曜日

資金決済法が成立

以前に、このブログ「カップリングパーティー業界新聞」で、これから少額決済(正確には少額送金)が携帯電話やメールで簡単にできるようになりカップリングパーティーなどの集金方法にも影響が出るかもしれない、といった記事を掲載した。

過去の記事:「近い将来、パーティーの集金方法にも変化が?」

銀行以外の事業者にも送金業務を開放する「資金決済に関する法律」、いわゆる資金決済法が、6月17日の参議院で可決、成立した。
携帯電話やメールでイベント参加費やキャンセル料を送金いただく流れに、また一歩前進。

ニューヨークでも、お見合いパーティー

5月末から再放送を入れ数回、NHK・BS1で、
「ニューヨークウェーブ<マンハッタン流!婚活術>」という番組が
放送された。

番組の内容は、ニューヨークの中心部マンハッタンでの婚活事情を
地元テレビ局で看板番組も持つ恋愛トレーナーのレクチャーを
通して紹介する、というもの。

番組の冒頭は、ニューヨークで開催される”お見合いパーティー”
の会場から。ナビゲーターは、”お見合いパーティー”と紹介したが、
身なりのきちんとした独身男女が集まるそのイベントは、
テレビ画面で見る限り、日本式のお見合いパーティーとは異なり、
どちらかというと異業種交流会に近いパーティーに見えた。

ニューヨークでも、”お見合いパーティー”や日本で言うところの
「婚活」にあたる活動は、活発におこなわれている、とのこと。

ところで、このブログご覧のマッチング業界の方々は、
アメリカ式のお見合いパーティーである「Speed Dating(スピード
デイティング)」をご存じだろうか。
日本でも、最近、「Speed Dating」をキーワードにした、お見合い
カフェやイベントが登場している。
「くらべて.com」でも、そのニューヨーク式のお見合いパーティー
の要素をイベントに取り入れているパーティーブランド「NYSD」
のレビュー記事を掲載している。

「NYSD」の「くらべて.com」でのレビュー記事

カップリングパーティーの新たなトレンドの可能性として、業界人
なら要チェックだ。

2009年6月12日金曜日

「match.com」が「婚活」新サービスを発表して注目。マッチングサービスにおけるPRという宣伝・販促方法。

マッチングサイト「match.com」が、6月中旬に「婚活」新サービス を発表した。
もともと、「match.com」のサービスは、男女の出会いを目的としたサービスだか、これまで提供していたのはインターネットでの条件検索を中心とした交際相手のマッチング。新サービスは、もう一歩踏み込んで、真剣に結婚を考えているメンバー向けに、「初顔合わせ」までをサポートする。オープン当初の料金は、90日間コースで2万円、他。

「match.com」の新サービス自体も、マッチング業界の事業者なら、それなりに興味をひく要素はあるが、株式会社くらべてドットコムとしては、その宣伝・販促方法に注目している。

この「match.com」のサービスは、たびたび、テレビや新聞、雑誌で 取り上げられる。大手PR会社を使っての販促・宣伝活動であることは間違いないが、それにしても非常にうまくサービスPRを活用している。
自社のニュースリリースや「match.com」サービス関連のことが、テレビや新聞、雑誌で記事として取り上げられる、その宣伝効果は計り知れない。今回のニュースリリースもネットニュースをはじめ、新聞、雑誌で取り上げられている。
結婚情報サービスの事業者など、よく、広告を出したくとも出す媒体やスペースがない、ということを聞くが、PRを活用するというのも、いい戦略だ。

ちなみに、株式会社くらべてドットコムの代表であるわたくしは、サラリーマン時代にIT系大手の企業広報として、テレビや雑誌の記事取りを専門に活動していた時期があり、PR業務に精通している。(とはいえ、弊社がPR案件を業務として受注すことは、やらないと思いますが)情報提供が必要であればお問い合せを。

2009年6月11日木曜日

日経新聞にエクシオ、Rush他が紹介される

日経新聞6月11日夕刊に、「ネット婚活したい人のためのサイト」
としてカップリングパーティーの「エクシオ」(エクシオジャパン)、
合コン・セッティングサービスの「Rush」(IBJ)、
ネットの結婚情報サービス「エキサイト恋愛結婚」(エキサイト)
が、取り上げられていた。

「エクシオ」の「くらべて.com」でのレビュー記事
「Rush」の「くらべて.com」でのレビュー記事

ネットの婚活がテーマになっているのに、カップリングパーティーや
合コン・セッティングサービスがフォーカスされているのに違和感を
おぼえたが、トラブルの多いネット系の出会い系サイトや
結婚情報サービスをあまり話題にしたくないというような、そこは、
日経新聞ならではの事情によるものだろう。

なにはともあれ、日経新聞の全国版でのカップリングパーティーや
合コン・セッティングサービスの会社が大きく取り上げられたことは
そのこと自体が、マッチング業界人には、嬉しいニュースだ。

「婚活」ブームののっかって、カップリングパーティーや異業種交流
パーティー、お見合いパーティー、合コン・セッティングサービスなど
どんどんメジャーになって欲しい。

2009年6月8日月曜日

今年の梅雨情報

気象庁が発表した、平成21年度の梅雨入りは、沖縄で5月18日頃。例年
より10日遅く、昨年よりも4日早い。なお、気象庁によると、昨年の
近畿地方の梅雨入り(梅雨明け)は5月28日頃(7月12日頃)。
関東甲信地方は、5月29日頃(7月19日頃)。

関東では、このところ、梅雨入りしたかと思える天気が続いたかと
思ったら、昨日の日曜は、梅雨明けしたかと思えるカラッとした天気と
なっていた。

天気情報サイト各社の今年の予想によると、近畿地方・関東地方ともに、
梅雨入りは今週あたり。梅雨明けは、7月中旬。例年よりも、梅雨入り
の時期は遅く、梅雨明けの時期は例年どおりの予想で、梅雨の期間、
若干短くなる、という。

2009年6月3日水曜日

新検索エンジン「Bing」登場!

カップリングパーティー事業者もネットを使った集客が当たり前
になってきているので、新検索エンジンの話題を少し。

5月末よりリリースが予告されていた、マイクロソフトが提供する
新検索エンジン「Bing」が、予定どおり6月3日よりスタートした。

Bing

上記の「Bign」の専用サイトよりも、マイクロソフトが運営する
ポータルサイト「MSN」の検索窓から「Bing」を使ってみた方の
ほうが多いかもしれない。

「Bing」は、これまで、マイクロソフトが開発していると噂されて
いた開発コードネーム「kumo」とした新検索エンジンが待望久しく
お披露目されたもの。
満を持してのリリースに…さて、検索エンジンのシェアに影響を
およぼすほどの存在になるだろうか。

「Bing」の特徴のひとつは、垂直検索や統合検索と呼ばれるものの
ようだ(Googleでは、ちょっと違ったインターフェイスで、すでに、
ある程度実現されているが、キーワードを入力すると、検索結果に
サイトだけでなく、関連する映像や地域情報などが表示される)。
日本版「Bing」は、まだ実装されていないが、アメリカ-英語版
「Bing」では、例えば「digital camera」と入力すると、検索結果の
メニューに「Shopping」「Brands」「Types」「Top10」「Repair」
「Accessories」「Images」「Videos」などのリンクが現れ、さらに詳しい
検索を提示する。「digital camera」を購入したい人は、
「Shopping」リンクからショッピングサイトに、「digital camera」
のブランドを調べている人には「Brands」リンクからメーカーサイト
に誘導する。

一方、Googleは、5月上旬に、パーソナライズされた検索を支援する
機能として、検索結果のカスタマイズを可能にしている。
検索結果で、特定のサイトの順位を上位表示にしたり、検索結果から
除外したり、コメントを追加したりできる。
もちろん、順位を上位表示したり除外したりしても、自分のGoogle
検索結果画面においてのみ有効で、他人の自然検索には影響はない。
ただ、ユーザーのコメントは一般にも公開されているし、順位を
上位表示したり除外したりした回数はカウントされているので、
ユーザーのカスタマイズの傾向は、ヤフーの検索結果画面に表示
されるブックマース数のような影響力は出てくるかもしれない。

2009年6月1日月曜日

コンパdeピアーチェ、友達紹介キャンペーンを実施

合コン・セッティングサービスの「コンパdeピアーチェ」が、いわゆる
友達紹介キャンペーンを実施している。

「コンパdeピアーチェ」の「くらべて.com」でのレビュー記事

どんな商材でも、すでにその商品を購入して気に入っているユーザー
を販促に巻き込んで、ユーザーの知り合いに、商品を利用してもらう、
いわゆる友達紹介キャンペーンは有効なものだ。
ただ、マッチング業界では、あつかう商材が、そのユーザーにとって
非常にプライベートな問題である「恋愛」や「結婚」と関わるものだけに、
なかなか、口コミを媒体として利用する、いわゆる友達紹介キャンペーン
を使った販促事例は、ほとんど見かけることがなかった。

今回、「コンパdeピアーチェ」が実施したキャンペーンは、
1人参加合コン(複数人どうしの男女グループをマッチングさせる
一般の合コンと違い、1人参加者ばかりを一同に集めた合コン。
カップリングパーティーや異業種交流会に形式は近いといえる。)に
おいて、友達を誘って2人で参加すると、誘った友達のシステム利用料が
無料になる、というもの。
ただし、キャンペーンは、東京は女性のみ、大阪は男性のみと対象が
限られている。
6月1日(月)~15日(月)の2週間のキャンペーン。
うまく機能するものなのか、利用者のウケはいいものなのか、
業界人としては、たいへん興味深い。

2009年5月31日日曜日

婚活サイト「男の子牧場」開店休業

サイバーエージェントが運営していた婚活サイト「男の子牧場」は、
そのネーミングやサービスのコンセプトに批判が殺到。サービスイン
して間もなく閉鎖に追い込まれた。ネットの事件としては、あまりにも
有名になりすぎたので、詳しい情報は各種メディアをご参照のこと。

「男の子牧場」と同レベルで扱うとかわいそうだが、5月オープンした
ばかりパソコンメーカーDELLの女性向けサイト「Della」に批判が相次ぎ
炎上。サイト名を変更するなどのドタバタがあった。
「Della」では、女性のパソコン活用法として、ネットで料理レシピを
見つけたり、カロリー計算をしたり…といった事例を紹介していたが、
女性を見下して馬鹿にしているとの批判が寄せられた。

カップリングパーティーも、男性と女性、ジェンダーマーケティングが
大いに関係してくるビジネスなので、ネットでのジェンダーマーケティング
失敗事例をご紹介した。

2009年5月30日土曜日

コンパdeピアーチェ、日経新聞折り込み冊子の表紙に

カップリングパーティー業界のサービスが、ちょっと変わった媒体の
ちょっと特殊なスペースで取り上げられていたので、備忘録までに、
ご紹介します。

「日経4946File」と呼ばれる、日経新聞に無料で折り込まれる小冊子
がある。その5月号の表紙に、「コンパdeピアーチェ」が主催する
ゴルフ合コンのようすが取り上げられていた。

「日経4946File」という媒体は、「日経がよくわかる月刊誌」の
キャッチフレーズのとおり、日経新聞で最近よく取り上げるように
なったトレンドワードやビジネス用語、ニュースの基礎知識などを
紹介する全部で16ページほどのオールカラーの小冊子。
表紙では、そのときどきにおいて、トレンドとなっていたり、今後
注目されることがらなどを取り上げている。

つい数ヶ月前、この冊子で「ゴルコン」(=ゴルフ合コン)が注目の
キーワードとして取り上げられていた経緯もある。
今回、最近はやりの「婚活」とからめて、ゴルフの合コンを、表紙
で紹介した格好だ。

このブログの読者にお見せできないのが残念だか、その表紙の
写真は、実にゴルフ合コンを魅力的に映している。
ミニスカートの真っ白のゴルフウェアに身を包んだかわいらしい
女性がクラブを一振り。まわりには、若い女性がもう1人、そして
若い男性とややミドルの男性が1人ずつ。
まわりから「ナイスショット」の声が聞こえてきそうなワンシーン。
スイング後の女性笑顔にグッとくるものがある。

コンパdeピアーチェは、これ以上ないパブリシティーをしたものだ。

2009年5月16日土曜日

出逢空間PARTY!、主催者インタビュー公開

「くらべて.com」カップリングパーティーTOPでは、
5月16日より、関西圏での実績・認知度ともにトップクラスの
カップリングパーティー「出逢空間PARTY!」を運営する
T'sプロジェクトジャパンの代表のインタビューを公開している。

「くらべて.com」の「出逢空間PARTY!」主催者インタビュー記事

なかなかマスコミにも顔を出さない代表のインタビューにご注目を。

2009年5月8日金曜日

近い将来、パーティーの集金方法にも変化が?

銀行以外の事業者にも送金業務を開放する「資金決済に関する法律案」
が、3月上旬に提出され、今国会で通過の見通し。

例えば、親から子に、または、オークションの落札者から出品者に、
オンラインで送金することを考える。今は、送金する側が銀行の
オンラインバンクサービスに手続をしていることは前提で、銀行の
営業時間内に、相手の銀行口座等を指定して、高い手数料を払って
送金(振込み)しなければならない。
これが、早ければ来年にも、振込先の携帯電話番号やメールアドレスと
金額をサイトから打ち込むだけで、24時間、いつでもどこからでも
送金ができる可能性が出てきた。

e-Bayなどの海外オークションやSkypeで海外通話をされる方には、
馴染みの深い、Paypal。あれと同じことが、日本と海外、日本国内
同士でふつうにおこなわれる可能性が出てくる。
三菱東京UFJ銀行が運営する携帯電話から送金ができる「じぶん銀行」。
あのCM(携帯の操作で、払いそびれた前日の飲み会の会費を
幹事に支払うCM)のイメージどおりのことが、携帯電話機種や
口座開設銀行に関係なくできるようになる、といえば想像しやすい
だろうか。

要するに、パーティーなどの参加料やネットのマッチングサービス
の利用料や会費など、少額の振り込みが「簡単・便利・低料金」に
なる可能性が出てきた。

ただ、残念なことに、現在の法案では、送金途上にある資金を全額、
送金事業者が保全する義務があるなど、参入しようとする事業者への
シバリは高い。送金事業者に課せられたシバリは、参入事業者数を
減らすだろうし、そのシバリがそのまま利用する事業者(つまり、
御社や弊社など。)に価格などの利用条件として転嫁させられれば、
利用者も広がらない。この新システムが広く普及するのに、どれくらい
の時間がかかるか予測不能だ。

2009年5月7日木曜日

結婚情報サービス、2つ目の認証機関が始動

これまでにも、このブログでも取り上げている、結婚情報サービスの
認証機関にまつわるニュース。

いよいよ、2つ目の認証機関がNPO法人として認証申請をおこない
本格的に活動を開始したようだ。

隣接業界の結婚情報サービスのニュースなので、より詳しい情報は、
「結婚情報サービス業界新聞」をご参照のこと。

「結婚情報サービス業界新聞」の記事

【参考】このブログの過去の記事
結婚情報サービス、認証機関で揺れに揺れ

2009年5月1日金曜日

パーティー業界もキーワードは「婚活」

「婚活」ブームは、日に日に、盛り上がりを見せている。
カップリングパーティー業界でも、「婚活」をキーワードにしたサービスや
イベント、キャンペーンが確実に増えており、各社のサービスサイトにも、
「婚活」の文字が増殖している。

そんな世の中と業界の流れを反映して、5月1日更新した、
「くらべて.com」のカップリングパーティーTOPにも「婚活」の文字が
多数お目見えしている。

「くらべて.com」カップリングパーティーTOP

ところで、
「くらべて.com」のカップリングパーティーTOPに掲載されている
エクシオパーティーの記事にもあるが、「婚活」の他に、最近、
「恋活」というキーワードも見られるようになった。
この「恋活」というキーワード、今のところまだ市民権は得ておらず、
もっぱら、結婚情報サービスやカップリングパーティーなどの
マッチング業界のサイトや広告で見かけるようになっただけではある。
おそらく、「お見合い」「プチお見合い」や「整形」「プチ整形」の
関係のように、ややもするとキツイイメージのある言葉を口当たり
よろしくマイルドにする言葉として重宝されているのだろう。

そもそも、「婚活」というキーワード自体が、「結婚活動」という
どちらかというとポジティブにはとらえられない言葉をポップな
イメージにして、使いやすくしているところがある。
それをさらにポップにした「恋活」。
これから、結婚活動は、どんどん、ポップに、どんどん、カジュアルに、
なっていくのかもしれない。

2009年4月16日木曜日

やったことのある「婚活」1位は、「異業種交流会」

株式会社マピオン(旧:株式会社サイバーマップジャパン)が
運営する会社帰りの夜遊びマガジン「ヨルコ×ヨルタ」は、
独身男女909人の読者より回答を得た「婚活」に関するアンケート
の集計結果を発表した。

集計結果によると、やったことのある「婚活」の順位は以下。

男性:
 1.異業種交流会11%
 2.サークル活動・習い事11%
 3.お見合い9%
 4.結婚相談所7%
 5.SNSなどでイベントに参加6%
 6.料理コンパ4%
 7.ゴルフコンパ3%
 8.婚活バー3%
 9.その他3%
 特になし43%

女性
 1.異業種交流会20%
 2.サークル活動・習い事13%
 3.お見合い9%
 4.SNSなどでイベントに参加7%
 5.結婚相談所5%
 6.料理コンパ3%
 7.ゴルフコンパ2%
 8.婚活バー1%
 9.その他1%
 特になし35%

順位だけを見ると、男女の差はほとんどない。
注目すべきは、以下の点。
●異業種交流会が男女ともに1位
●異業種交流会は女性により支持を受けている
●「婚活バー」体験者も女性で1%、男性で3%と全体の1%以上
●「特になし」が女性35%に対し男性43%。女性のほうが
 より積極的に「婚活」している

この集計結果では、「カップリングパーティー」「お見合いパーティー」
にあたるものを、「異業種交流会」に含めたのか、「お見合い」に
含めたのか言及していない。
夜遊びをテーマにしたネット媒体による集計のため、残念ながら
イメージの悪い「カップリングパーティー」や「お見合いパーティー」
は、当初から集計の対象外になっていた可能性もある。
そのため、今回のアンケート集計結果は、「カップリングパーティー」
「お見合いパーティー」の「婚活」体験度を知るためには不十分な
データと言える。

ただ、「異業種交流会」が、予想外に認知され「婚活」として
独身男女に体験されているというデータは、非常に興味深い。
カップリングパーティーや合コン・セッティングサービスの事業者
であれば、マーケティングデータとして頭の片隅に入れておくべき
だろう。

2009年4月3日金曜日

コンパdeピアーチェ、会員登録数5,000人突破

株式会社IBJが運営する、合コン・セッティングサービスの
「コンパdeピアーチェ」は、会員登録数5,000人を突破。
「コンパdeピアーチェ」のホームページでも大きく取り上げて
告知している。

「コンパdeピアーチェ」の「くらべて.com」でのレビュー記事

会員登録数5,000人という数字は、先行して合コン・セッティング
サービスを展開する「コンパde恋ぷらん」「Rush」には、
及ばない数字ではあるが、注目すべきは、この大台の数字を短期間
で達成したこと。

合コン・セッティングサービスは、登録者数を増やすことは
もちろんだが、アクティブ会員をいかに抱えているかが
サービスの善し悪しに大きく関わってくる。
ひいては、売上はもちろん、サービスのブランディングにも
大きく影響してくる。
そのため、あまり知られていないが、合コン・セッティングサービス
各社は、会員の活性化に、あの手この手で、企画を繰り出している。

短期間で会員登録数5,000人を達成した「コンパdeピアーチェ」は、
アクティブ会員が急増していることが予想され、今現在に限れば
会員の稼働率では同業他社を圧倒する勢いだろう。
今、もっともホットな合コン・セッティングサービスと思われる。

ただ、「コンパdeピアーチェ」は、ここから、いかに会員数増加
傾向を維持して、アクティブ会員を増やしていけるかが、
息の長いサービスとなれるかどうかの決めてとなるだろう。
ここからが、運営スタッフの腕の見せどころ。
そのサービスの真価が問われる。

2009年4月2日木曜日

春のスタートシーズン。特別企画、続々

春のスタートシーズン。出会いも多いこの時期に、
カップリングパーティーや合コン・セッティングサービス、
異業種交流会を運営する各社は特別企画を続々と繰り
出している。

特に勢いのあるのが、パーティーブランドの「PARTY★PARTY」。

「PARTY★PARTY」の「くらべて.com」でのレビュー記事

この時期に合わせて、
 ・ゴルフ合コン形式パーティー、
 ・クッキングパーティー、
 ・合コンスタイルディナーパーティー、
 ・陶芸体験
など、4月は、イベント性の高い特別企画を毎週開催している。
毎週同じイベントを同じ会場で開催するのが一般的となっている
パーティー業界において、手間と時間のかかる特別企画を
これだけこなすのは珍しいのではないだろうか。

「PARTY★PARTY」の他は、合コン・セッティングサービス各社が
相変わらず特別企画のイベントに力を入れて頑張っている。
といっても、合コン・セッティングサービスの場合、基本的には、
すべてのイベントが特別企画なので、ある意味、当たり前では
あるが…。

2009年4月1日水曜日

ブライダルトゥモロー、異業種交流会なのに毎週定期開催

異業種交流会とカップリングパーティーのパーティーブランド「ブライダルトゥモロー」は、4月、春のスタートシーズンを意識して、社会人向け異業種交流会を毎週金曜日開催する。

「ブライダルトゥモロー」の「くらべて.com」でのレビュー記事

専用の会場を押さえて開催するカップリングパーティーと異なり異業種交流会は、基本的に、毎回異なる会場で、企画を変えて開催するため、主催者側にとってみると、定期開催することが難しく、比較的珍しい。
異業種交流会を運営する団体の中には、月に1回~2回しか実施しないところもあるほど。

「ブライダルトゥモローを」では、今年3月から、カップリングパーティーを、毎週末に定期的に開催していた。ここにきて、異業種交流会も、毎週金曜の定期開催に踏み切った。5月も継続して定期開催を続けるのか、注目される。

2009年3月10日火曜日

アイプラネット、運営会社が変更に

サービススタート時に、このブログでも取り上げた、合コン・セッティング
サービスの「アイプラネット」だが、サービスサイトから確認したところ、
運営会社が、株式会社アイプラネットからオーセンテック株式会社に
変更となっている。

「アイプラネット」の「くらべて.com」でのレビュー記事
「アイプラネット」に関するこのブログの以前の記事

年末にかけて、老舗カップリングパーティーも倒産した、とのウワサ
もあったが、年を明けて、パーティー会社や社会人サークルなどが
いくつかサービス終了している。

不況の波、ふたたびか…

2009年3月3日火曜日

ネットとリアルを連動させるサービスが注目

ドコモが携帯SNS「ドコモコミュニティ」を3月にスタートさせると
発表。ゆくゆくはドコモが提供するGPSなどの各種サービスとも
連携する予定もあるようだ。

一方、グーグルは、友達のいる場所をリアルタイムに地図上に
表示する「Google Latitude」というサービスをスタート。
現在、日本は、 サービス提供地域には含まれていないが、
日本のサービス提供も時間の問題だろう。

その他、携帯付属のデジタルカメラに映った映像の上にリアル
タイムに文字情報(たとえば、そのビルはなんという名前のビル
かなど)や広告などを掲載するセカイカメラというサービスも
報道されている。(ちなみに、このセカイカメラのプロデューサー
であり社長は、株式会社くらべてドットコム代表の前職の同僚
で知人です。)

ネットとリアルを連動させるサービスが、今、注目されるだけでなく、
どんどんと具体的なサービスが利用できるようになってきている。
特に、今回、ご紹介した3つのサービスは、イベント系のビジネス
とも 関係してくる可能性があるので、お見知りおきを。

2009年3月2日月曜日

エクシオ、女性ナース限定パーティー開催

パーティーブランド「エクシオ」は、3月、女性参加者を病院勤務の方
に限ったカップリングパーティーを新宿・大阪・札幌など全国9都市
で開催する。
男性は白衣の天使と出会いたいハイクラスのみ募集。

「エクシオ」の「くらべて.com」でのレビュー記事

エクシオを含む、パーティー会社の企画としては、男性参加者を
自衛隊や農協、漁協、地域の公務員、地域の自治体、にしぼり、
それら職種や地域の男性を希望する女性参加者を一般募集する
タイプのイベントは、ときどき見受けられた。
女性の職種などを絞ったイベントというのは、比較的、珍しい。

エクシオの企画として定番化していくのか、また、他のパーティー
会社が同様の企画を実施して追随するのか、今後の展開が
注目される。

2009年3月1日日曜日

ブライダルトゥモロー、着席型の異業種交流パーティー開催

異業種交流会とカップリングパーティーのパーティーブランド「ブライダルトゥモロー」は、3月、異業種交流会としては異例の着席型の「裏イベント」を開催する。

「ブライダルトゥモロー」の「くらべて.com」でのレビュー記事

異業種交流会は、一般的に、軽食が用意される場合でも立食で、カップリングパーティーのように司会進行のないものがふつうだが、「裏イベント」では、全員に座席が用意され、フリードリンクと食事が付く。イベント全体の人数も、異業種交流会としては超少人数の最高40人程度。
何から何まで、異例ずくめ。
もはや、男女の出会いに重きを置いた「異業種交流会」の形式ではないという見方もある。
ビジネス系の異業種交流会または、社会人サークルや会員制クラブが主催するイベントに近いのかもしれない。

なお、この「裏イベント」は、過去にブライダルトゥモローに参加したことのある方、または、主催者の友人・知人の経営者やクリエイター限定のクローズドイベント。イチゲンさんは参加できない。

2009年2月8日日曜日

出会い系規制法改正

以前にも、このブログで、出会い系サイト規制法については、
言及しましたが、いよいよ、昨年12月より改正法が施行された。

事業者は、出会い系サイトの運営に際して届け出る必要があり、運転免許証やクレジット支払いなどにより利用者が児童でないことを確認する必要が出てくる。無届けや違反に対する罰則もある。

警視庁のサイトより、「出会い系サイト規制法の改正」と「インターネット異性紹介事業の定義に関するガイドライン」の2つの資料が公開されたので、出会い系サイトやコミュニティサイトなどを運営されているマッチング業界のみなさまは、一読をおすすめする。

2009年2月7日土曜日

.telドメイン登録開始

「.tel」ドメインに関しては、その存在自体が賛否両論分かれる
ところではあるが、なにはともあれ、登録受付がスタートした。
カップリンパーティーなどのイベントを運営する事業者に限らず
すべての事業者は、要チェック。

「.telドメイン、登録受付開始」に関するjapan.intenet.comの記事

一時期、新聞各紙でも取り上げていたので、ご存じだろうが
「.tel」ドメインは、webページどころかサーバー不要の、
ちょっと特殊なドメイン。使われ方も、ちょっと特殊。

万が一、このドメインが、世の中で使われ出して盛り上がってきた
ときのことを考えて、社名や商標名のドメインを自社で押さえて
おくことも検討して損はない。

ちなみに、株式会社くらべてドットコムは、「kurabete.tel」を押さえ
ている。
特に、「.tel」ドメインは、ソーシャルネットワーキングっぽく使われる
可能性を秘めている。SNSはじめコミュニティサイトを立ち上げて
いるところも多いマッチング業界の事業者は、盛り上がってきた
ときに押さえていないことのリスクを考えると対策をとるべきだろう。

大手の登録事業者では、もう登録をスタートしているが、まだ
複数年登録が必須の期間。3月頃に他のドメイン同様、おそらく、
単数年での登録が可能になるので、コストを気にするなら、その
ときでもドメイン取得を検討してはどうだろうか。

2009年1月7日水曜日

結婚情報サービス、認証機関で揺れに揺れ

株式会社くらべてドットコムが更新する、ブログ「結婚情報サービス
業界新聞」にも記事を掲載しているが、結婚情報サービス業界は、
優良企業を認証する 認証制度の件で、この年末年始、揺れに
揺れている。

昨年末に始動した「日本ライフデザインカウンセラー協会」と
反「日本ライフデザインカウンセラー協会」に分かれて、
今年2月には、2つの認証機関と2つの認証マークが出来てしまう
おそれも出てきた。

ブログ「結婚情報サービス業界新聞」の記事 

カップリングパーティー業界は、隣接業界として、
結婚情報サービス業界が繰り広げるこのドタバタ劇がどういう
結末を迎えるのか、今後の経過も含めて、注目していくべきだろう。

2009年1月3日土曜日

お見合いスキー・スノボバスツアー

えっ。カップリングパーティーでこんな企画もアリ?
と、ちょっと驚いた企画をこのブログに記録として残します。

カップリングパーティーブランド最大手のひとつ「エクシオ」は、
1月に「お見合いスキー・スノボバスツアー」の企画を実施。
その企画名のとおり、スキー・スノボバスツアーとお見合い
パーティーを組み合わせたイベント。

よくよく考えると、以前からよくある、バスツアーとお見合い
パーティーを組み合わせた企画と、そんなに違いはないの
だが…企画名の持つインパクトは大きく違う気がする。

大手には、こうしたインパクトのある企画を、どんどんと
やってもらい、業界を牽引して欲しい。

「エクシオ」の「くらべて.com」でのレビュー記事

2009年1月2日金曜日

女性に人気のイベントが注目

今に始まったことではないが、カップリングパーティー業界各社が
企画するイベントは、女性に人気のものが注目され、トレンドと
なってゆく。

男性参加者は女性参加者が集まるところに集まる。
女性参加者が集まるところは女性が人気のイベント。
つまり、女性に人気のイベントを企画することが、女性参加者
ひいては男性参加者をも集めることになる。
(当たり前すぎることを当たり前に言いましたが。。。)

そうした傾向を反映させて、かつては、男性の参加資格を限定した
イベントが流行り、2007年、2008年は、ケーキやアルコールの
出るイベントをカップリングパーティー業界各社が開催した。
その他、大人数を集めたパーティーが大流行した時代や、
今でいう異業種交流会風のカップリングのないパーティーが
人気のときもあった。

上記のことは、カップリングパーティー業界の事業者なら
当たり前すぎるほど当たり前ですが…
今一度、再確認してもいいと思う。
人気や流行は時とともに移りゆくものだから。

今、実施または企画しているイベントは、女性に魅力のある
ものですか?もっと、魅力的な企画はないですか?

そうした考えで、業界を見渡すと、カップリングパーティー業界
の中で、「PARTY★PARTY」は、少人数制のお見合いパーティー
やクッキングパーティー、合コンタイプのパーティーなど、
女性のニーズを意識した企画を次々と実施しており、今一番の注目。
業界新聞では、それらユニークな企画の今後の展開にも
注意していきたい。
(まぁ、業界各社は、人気が出てきたイベントをパクるのも手ですな。笑)

「PARTY★PARTY」の「くらべて.com」でのレビュー記事

2009年1月1日木曜日

各社の注目の「お年玉」企画

カップリングパーティーや合コン・セッティングサービス、
社会人サークル、異業種交流会など、
カップリングパーティー業界で、イベントやキャンペーンの
企画内容は、どこも似たり寄ったりになりがちだが、
そんな均一化の傾向の中で、ちょっとユニークだと感じた
企画をピックアップしてみた。

「ホワイトキー」の「お年玉キャンペーン」は賞品がユニーク
で正月っぽい。パーティー中におこなわれるイベントで特賞
となれば、現金つかみ取りができる、とのこと。

「ホワイトキー」の「くらべて.com」でのレビュー記事

「フィオーレ@パーティー」の「お年玉キャンペーン」は、
総合評価でイケてると感じた。
キャンペーンの対象となるためにはいろいろと制限があるが、
年始の期間にWEBから申込みをすると1000円の割引とする
キャンペーン。
年始のパーティーの申込みが落ち込む時期をなんとか
企画力で販促に結びつけようとするキャンペーンだろうが、
この「お正月」期間に、「お年玉」企画として「1000円割引」
する、この企画内容と価格設定のバランスが非常にいい。
これが他の期間に他のキャンペーン名で1000円割引でも、
インパクトはないし、同じ企画で500円割引でも宣伝効果は
イマイチだろう。この絶妙なバランスがいい。

「フィオーレ@パーティー」の「くらべて.com」でのレビュー記事