2012年12月22日土曜日

婚活パーティー、今年のXmasPARTYの傾向と対策

婚活パーティー(事業者)における、今年のクリスマスパーティーの傾向を記録する。


 「くらべて.com」婚活パーティーのカテゴリを見れば、クリスマスパーティーのトレンドが分かる!

以下が、「くらべて.com」婚活パーティーTOPに掲載されている、婚活パーティー事業者の「今月のイチオシ」だ。
「くらべて.com」が毎月おこなう「今月のイチオシ」の企画は、日本国内の主要婚活パーティー事業者に、その月に開催される最も注目のイベントをヒアリングして公開するものだ。
今月は、12月ということで、婚活パーティー事業者各社自慢の「クリスマスパーティー」と「カウントダウンパーティー」をヒアリングした。

イベントは、上から時系列順に並んでいる。クリスマスパーティーとカウントダウンパーティーの企画はが目印だ。


12/16(日) 12:30- クリスマスパーティー@銀座 [パートナーエージェントPARTY]
12/16(日) 18:40- カジュアルパーティー@大阪 [セラヴィーパーティ]

Xmasパーティー特集
12/22(土) 15:00- クリスマス直前&2012最終パーティー@銀座 [NYSD]
12/22(土) 19:00- 100 vs 100 大コンパNIGHT パーティー@名古屋 [エヴァ]
12/22(土) 19:30- Xmasフリースタイルパーティー@大阪・梅田 [スプラッシュパーティー]
12/23(日) 11:30- 《20代メイン》プチお見合いパーティー@大阪・心斎橋 [フィオーレ@パーティー]
12/23(日) 14:30-100 vs 100《聖夜へ…。》Xmas BIGパーティー@大阪・梅田 [出逢空間PARTY!]
12/23(日) 17:00- 《1人参加中心・29才以上》クリスマス!ハートフル飲み会@銀座 [社会人サークル どりどり]
12/23(日) 17:00- 《太閤園》クリスマスエグゼクティブパーティー@大阪 [関西ブライダルパーティー]
12/23(日) 18:45- Xmas特別企画《豪華中華バイキング》パーティー@大宮 [シャンクレール]
12/23(日) 19:00- 《婚活クリスマス》クリスマスパーティー@銀座 [PARTY☆PARTY]
12/29(土) 17:00- 婚活パーティー@横浜 [ブライダルトゥモロー]
12/29(土) 18:45- カウントダウン友達作り飲み会@新宿など [社会人サークル パステル]
12/29(土) 20:00- 《LOHAS流ハイステータス企画》パーティー@銀座 [ロハス銀座]

CountDownパーティー特集
12/31(月) 17:00- 2012カウントダウンパーティー@新宿 [シャンクレール]
12/31(月) 19:30- 《PARTY QUEEN Count Down SP》パーティー@新宿 [ホワイトキー]
12/31(月) 22:00- 大晦日 クルージング付カウントダウンパーティー@桜木町 [エクシオ]


 婚活パーティー、今年のクリスマスパーティー傾向

今年の傾向を解説する。

婚活パーティー事業者のクリスマスパーティーは、22日(土)と23日(日)がピーク。意外に24日(祝・月)のイベントを「今月のイチオシ」として、挙げるところはなかった。3連休の初日、2日目の土日での集客重視の傾向ということだろう。


ザッと見た感じ、クリスマスパーティーと唱いつつ、毎月の定番イベントと類似のイベントタイトルが多い。クリスマスパーティーっぽい特別な企画のパーティーを期待して申込みをするなら、事前に、パーティー詳細をきちんと確認した上で、参加したほうがいいだろう。


去年の例では、プレゼント交換やビンゴ大会、シャンパンで乾杯など、クリスマスパーティーならではの企画をイベント内でおこなう婚活パーティーが多かった。

婚活パーティー事業者のカウントダウンパーティーは、今年は、開催数自体が少ない。今年も実施するのは、毎年恒例の事業者ばかりだ。


 婚活パーティー、今年の年末年始の対策

婚活中男女の今年の年末期間の対策を解説する。

クリスマスイブ直前の22日(土)、23日(日)は、婚活パーティー事業者のクリスマスパーティー企画がやはり一番満足度が高いだろう。


24日(祝・月)、25日(火)は、今年、クリスマスとイブ当日の街コンが東京、大阪を中心とした各エリアで開催される予定だ。クリスマス街コンに参加することをおすすめする。(話のネタにもなるしねw)

クリスマスパーティーを探すなら、「くらべて.com」婚活パーティーTOPへ
街コンを探すなら、「くらべて.com」の「街コン ポータルサイト」一覧ページへ

31日(月)、カウントダウンは、やはり街に繰り出そう!
婚活パーティー事業者のカウントダウンパーティーもいいし、上記にはないが、異業種交流パーティー系各社は、今年も盛大なカウトダウンパーティーを開催するだろう。

カウントダウンパーティーを探すなら、「くらべて.com」婚活パーティーTOPへ


「婚活パーティーに行く」のは恥ずかしい。「街コンに行く」のは恥ずかしくない。

 「街コン」、ブームから婚活方法として定着へ

ご存知のように、「街コン」が流行っている。
このブログでも、最近、テーマとして、たびたび取り上げている。このブログで1年前に話題にしたときは、面白いキーワードとして「街コン」を紹介したが、今では、婚活パーティーをはじめとした婚活ビジネスのトレンドとして、目が離せないテーマとなっている。

婚活ビジネス業界人として感じるが、「街コン」は、もはや単なるブームを通り越して、日本人の”出会いのスタイル”のひとつになりつつある。「合コン」と同程度のキーワードであり、出会いのスタイルとなる予感がする。実は、ここ1~2週間で、そう考えはじめている。

ボクは、Facebookやツイッターなどソーシャルメディアを比較的使うほうだ。ソーシャルメディアは、街コンと相性がよく、集客によく利用される。だから、いっそう、街コンの存在が気になっていることはある。


 婚活マーケットのパイを喰う「街コン」

「街コン」の定着は、婚活パーティーをはじめとした婚活ビジネス業界に大きな影響を与える。「街コン」という新たなサービスによって、婚活マーケットのパイが食われるからだ。とりわけ、婚活パーティーのビジネスが街コンに侵食されている感がある。


 「街コン」。言葉にイヤらしさがあまりない

婚活パーティーを、ねるとんパーティーのようなカップリングパーティー形式とクラブパーティーのような異業種交流パーティー形式に大別したとする。
街コンのおかけで、後者、異業種交流パーティー形式の婚活パーティーは存在意義を失いかけている。「異業種交流パーティー(形式)」は、「婚活パーティー」「お見合いパーティー」「出会いパーティー」といったキーワードの持ついやらしさをカムフラージュする役割が大きかったからだ。

一般に、「お見合いパーティーに行く」と言うのは恥ずかしくても、「異業種交流パーティーに行く」と言うのは恥ずかしくないようだ。「セックス」が「(AB)C」や「エッチ」と表現されるのと少しだけ似ている。

各地で「街コン」が開催され、身近なものになると、独身男女は「異業種交流パーティーに行く」よりも「街コンに行く」ことを選ぶようになっている。


 「くらべて.com」では「街コン」関連コンテンツを強化

カップリングパーティー形式の婚活パーティーも、街コンと参加する客層は違いそうだが、街コンが身近な存在になるにつれて、ビジネスに影響が出始めている。

「街コン」が定着するかどうかは別にして、婚活パーティー業界に影響が出ているのは確実だ。
このような経緯で、「婚活パーティー」を主要コンテンツとする「くらべて.com」では、「街コン」関連コンテンツの掲載を開始した。
「くらべて.com」がターゲットとする「婚活」世代が求める価値ある情報を提供するためだ。ターゲットとする読者に価値ある情報を提供することが、ひいては、媒体としての価値を高めることにつながる。

まず、第一弾として、「婚活パーティー」のカテゴリに、以下の4つの一覧ページを公開した。

「くらべて.com」の「街コン ポータルサイト」一覧ページ
「くらべて.com」の「東京・関東の街コン」一覧ページ
「くらべて.com」の「名古屋・愛知の街コン」一覧ページ

「街コン ポータルサイト」は、全国の街コンイベントのスケジュールを掲載するポータルサイトの一覧だ。一覧をザッと読むと、現在すでに、大手3~4つに情報が集約しつつあることや街コン業界のイニシアチプ争いが起こっていることが分かるだろう。
「東京・関東の街コン」「大阪・関西の街コン」「名古屋・愛知の街コン」は、それぞれ地域の街コンイベントのサイトを一覧にしたもの。特に開催数の多い3地域の一覧をまずは作った。これで、街コンに関心を寄せる独身男女8割くらいのニーズを満たせる感覚がある。


 「くらべて.com」では、「街コン」ごとの違いに注目して記事にする予定

「くらべて.com」として、「街コン」に関する最低限の情報を公開した。読者の反応を見ながら、必要に応じて、さらに情報を追加していくつもりだ。「街コン」をテーマにした、特集カテゴリを作ることも視野に入れている。
「くらべて.com」では、「街コン」においても「婚活パーティー」同様、1回1回のイベントに注目するのではなく、その街コンのブランドや主催者に注目して、記事をまとめていくつもりだ。
個人事業主が思いつきで実施する「街コン」と地元商店街や多数関係者による実績ある「街コン」を並列にすることなく、イベントの内容や安全性と主催者の実績や信用力をきちんとまとめていくつもりだ。

次回、このブログでは「「街コン」主催者、有象無象」というタイトルで記事を書く予定(笑)

2012年12月19日水曜日

パートナーエージェント、オープン参加の婚活パーティーサイトをオープン

結婚情報サービス大手「パートナーエージェント」を運営する株式会社パートナーエージェントは、婚活パーティーブランド「パートナーエージェントPARTY」のサイトをオープンした。

http://party.p-a.jp
「パートナーエージェントPARTY」サイト

 パートナーエージェントとは?パートナーエージェントPARTYとは?

株式会社パートナーエージェントは、株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ(T&G)の子会社からスタート。T&GからMBOにより資本関係を解消して独立。現在、独立系の結婚情報サービス。

「パートナーエージェントPARTY」は、「エクシオ」「ホワイトキー」「エヴァ」などの大手婚活パーティーブランド同様に、オープン参加のパーティー。結婚情報サービスなどの会員にならずに、イベントごと受付で料金を支払い参加できる婚活パーティー。


以下に「くらべて.com」の「パートナーエージェント」と「パートナーエージェントPARTY」のレビュー記事がある。詳しいサービス内容は、そちらを見て欲しい。

「くらべて.com」の結婚情報サービス「パートナーエージェント」レビュー記事
「くらべて.com」の結婚情報サービス「パートナーエージェントPARTY」レビュー記事



 今回、オープンしたのはパーティー専用サイト。パートナーエージェント、婚活パーティーに本格参入か

今回、オープンしたのは、「パートナーエージェントPARTY」専用サイト。以前は、結婚情報サービスのサイトに、1つのコンテンツ(1つの補足的サービス)として誰でも参加できるオープン参加のパーティーがの一覧が掲載されていた。

独立したサービスとして「パートナーエージェントPARTY」専用サイトを立ち上げて、本格的に、婚活パーティー市場に参入する。
パーティーを開催するサービスエリアは、東京(銀座・六本木 等)、名古屋、大阪、福岡。

現在、新たな婚活パーティーブランドへの集客を重視しており、男性でも参加費500円や1,000円のイベントも募集している。

2012年12月15日土曜日

地域活性目的・元祖「街コン」とビジネス「街コン」で対立

2012年12月現在、若者の間では日常的なイベントのひとつとなっている「街コン」だが、主催者の間で対立が起きている。
地域活性を目的とした地元商店組合等による「街コン」主催社とイベントビジネスとしての「街コン」主催社の対立だ。


 元祖「街コン」 vs ビジネス「街コン」

このブログで2011年にはじめて取り上げたときに解説しているが(→「街コン」流行ってます)、元々「街コン」は、地元商店組合等が地域活性化策として開催された。宇都宮市の「宮コン」が先駆けとされる。

現在は、「街コン」の集客力に目を付けたイベント事業者が、地域活性化の目的を離れて純粋にビジネス目的で開催されるケースが多くなった。
「くらべて.com」の「街コン ポータルサイト」一覧ページに主要な「街コン」関連ページのリンクと解説があるが、上からいくつか読むだけで、その構図が見える。

「くらべて.com」の「街コン ポータルサイト」一覧ページ


 「街コン」有象無象

現在、地元商店街等の後援を受けた「街コン」と、純粋にビジネスを目的とする「街コン」を区別するのは難しい。
社団法人 日本街コン協会のように、地元商店街等の後援を受けた「街コン」主催社から構成される連合組織ができている。
一方、街コンのポータルサイト等を運営する民間の事業者が独自の認証組織と認証マークを作り普及をはかっているケースが出てきた。


 「異業種交流パーティー」と変わらない「街コン」。「街コン」言ったもの勝ち

ビジネス目的の「街コン」は、主催社の利益が目的だ。
当たり前だが、人数を集め、より売上を増やし、経費を減らして利益を出す。お題目として「地域活性化」は掲げることが多いだろうが、ソーシャルメディアでイベントを拡散し、より集客を集めるための方便である可能性もある。婚活を目的とした人を集める必要もない。イベント事業者が開催する街コンでは、参加者を独身に限定しない「街コン」もある。
地元活性化の目的と参加者を独身者に限定する意識が低いなら、ビジネス目的の「街コン」は、東京・大阪・名古屋・福岡・札幌など大都市でイベント事業者が開催する「異業種交流パーティー」と変わらない。実際に、異業種交流パーティーを運営する事業者が「街コン」と称するイベントを開催することは珍しくない。そうした「街コン」は、「街コン」という名の「異業種交流パーティー」「出会いパーティー」だ。
「異業種交流パーティー」「出会いパーティー」は、主催社名とブランドを大きく打ち出してイベントを開催するが、「街コン」は開催する街(都市)を前面に押し出したイベントだ。イベントの責任の所在がはっきりしないこともあるだろう。それだけに、一般的な婚活を目的とした「婚活パーティー」や「異業種交流パーティー」よりも、よりタチが悪い。


 参加者は楽しければビジネス目的でも関係ない

参加者の立場で言えば、地域活性化の目的だろうと、ビジネス目的だろうと、楽しければ関係ない、という考え方もある。むしろイベントとしては、ビジネス目的としての「街コン」のほうが、変に地域活性化や地元商店への利益還元など考えないので、段取りがよく楽しく満足度が高い可能性もある。


 しかし、リーズナブルな元祖「街コン」

ゆくゆく調査したいところだが、「くらべて.com」編集部は、地元商店街等の後援を受けた「街コン」のほうが、ビジネス目的の「街コン」よりも参加費はリーズナブルで、集客もよく、満足度が高いと予想する。地元商店街等の後援を受けた「街コン」のほうが、運営に関わる人数も準備期間も、ビジネス目的のそれと桁違いだからだ。

なかなかできないことだが、「街コン」参加者は、参加しようとする「街コン」がどういった種類のものか確認した上で申込みたい。

「くらべて.com」編集部では、今後も、「街コン」に注目してブログ記事やコンテンツを充実させていくつもりだ。続報乞うご期待。

「PARTY★PARTY」運営のIBJ上場

2012年12月6日、株式会社IBJが大阪証券取引所JASDAQに上場した。

 IBJは、「PARTY★PARTY」「ブライダルネット」「Rush」など婚活リーディングカンパニー

株式会社IBJは、婚活パーティー事業者や婚活パーティー好きには「PARTY★PARTY」のブランドでお馴染み。
「PARTY★PARTY」の他、合コンセッティングサービス「Rush」、オンライン型結婚情報サービス「ブライダルネット」、サロン型結婚情報サービス「ブライダルネット・ラウンジメンバーズ」、結婚相談所連合組織「日本結婚相談所連盟」など各種婚活事業を展開する。

「くらべて.com」にも、それぞれのサービスについてレビュー記事がある。詳しくは、以下を参照して欲しい。

「くらべて.com」の婚活パーティー「PARTY★PARTY」レビュー記事
「くらべて.com」の合コンセッティングサービス「Rush」レビュー記事
「くらべて.com」のオンライン型結婚情報サービス「ブライダルネット」レビュー記事
「くらべて.com」のサロン型結婚情報サービス「ブライダルネット・ラウンジメンバーズ」レビュー記事

上場を発表するコーポレイトサイト( http://www.ibjapan.jp/ )


 婚活関連では株式会社ツヴァイに続いて上場2社目

婚活事業者では、結婚情報サービス「ツヴァイ」を手がける株式会社ツヴァイに続いて2社目の上場だ。
2011年12月期実績、売上高約18億8千万円・純利益約1億円。2012年12月期予想、売上高20億6千万円・純利益1億8千万円。


 公募価格1,450円に対して、2,610円の初値

公募価格1,450円に対して、2,610円の初値が付いた。新規公開株として上々の滑り出しだ。

2012年12月8日土曜日

逆転の発想。イブやクリスマス当日の「街コン」でお相手を見つける


以前、「都内ホテルでは、早くもクリスマスツリーを飾るところが出ている。」との記事を掲載した(→「冬スタート。そして、冬のマーケティングスタート。」)。今年は、小売業を中心に、例年よりも早めにクリスマスの準備を進めるところが多いようだ。

百貨店各社は、11月上旬から中旬から、早くもクリスマスコーナーを特設した。これは、例年よりも2~3週間早めの展開だ。12月は、22日(土)・23日(日)・24日(月・振替休日)。今年は、クリスマス期間の休日の並びがいい。小売り各社は、クリスマス商品を早い時期から充実させて「おウチ消費」につなげたい考えだ。

婚活パーティー業界と隣接するイベント業界にもクリスマスをテーマとして動きがある。クリスマスイブ、クリスマス当日に開催を予定する「街コン」が大都市を中心に全国規模で多数出現。
「(シングルは)クリスマスまでにお相手を見つけなきゃ」という、これまでの一般的な考え方と相反することもあり、ネットでも話題を集めている。

クリスマス、バレンタイン、鍋&焼き肉、パーティー、バーベキュー、旅行、スポーツなどなど…「ひとりでは楽しめないイベントがあるからお相手を見つける」という考え方からすると、逆転の発想。
「シングルでも(シングル同士が集まって)イベントを楽しむ」「イベントこそお相手を見つける」という考え方が定着すれば、婚活パーティー事業者を含むイベント事業者にはビッグチャンスとなりえる。

2012年11月21日水曜日

ピンチ?チャンス?今年の年末12月は休前日が1日少ない

もう12月のスケジュールを組んでいるだろうか。今年の年末12月は23日天皇誕生日が日曜日にあたり休日・休前日が例年よりも1日少ない。


忘年会のピークは、12月14日(金)と21日(金)が予想される。
なお、クリスマスイブ24日は月曜日だが23日天皇誕生日の振替休日で祝日となっている。
12月22日(土)、23日(日)、24日(月・祝)となり、3連休。12月25日(火)クリスマス当日はふつうに平日。




ホテルや飲食店などでは、忘年会の予約を分散させようと、今から割引サービスやダイレクトメール等で対策をはじめているそうだ。

婚活パーティー事業者にとっては、世の中の忘年会が少ない分、参加者の出会いの機会と出費が少ないので、むしろチャンスだろうか。

婚活中の方は、年末の少ない出会いのチャンスをより充実したものにするために、今から計画を練っておいてもいいかもしれない。

「街コン」「街バル」の次のトレンド…「ビルコン」登場

先月に続き「街コン」から派生した話題。

都内では、「街コン」をショッピングセンターやショッピングモール、大型ファッションビルなどを会場として開催する「ビルコン」と呼ばれるイベントが登場。ビルコン専業の事業者も現れている。屋内開催のため天候を気にすることもなく参加者にも好評とのこと。新たなトレンドとして注目されている。

大規模なビルコンでは、参加者500名を越えることもあり、ちょっとした街コンと同程度の人数を集めている。

写真は、千葉南船橋「ららぽーと」内で撮影した告知パネル。
明日(11月22日(木)18:30~22:00)開催される「ららコン」とネーミングされたビルコンを紹介している。今回で、第3回。男性6,500円、女性3,500円。専用サイトから登録して参加費を事前振込みすることで申込みが完了するようだ。


ビルコン主催社は、消費意欲の高い単身世代の集客が目的。開催前にビルコン参加者限定のセールを開催するなど商業ビル内での売上増を狙う。

婚活パーティー事業者にとって、ビルコンが街コン同様に厄介なのは、イベント自体で儲ける必要がないこと。現状、ビルコン参加費は、上記のように、街コンよりも参加費が高いところが多いが、回数を重ねて、集客によるイベント参加費以外の店舗売上が見込めてくるようになると、街コン並みの価格設定になるだろう。事業者として今後の展開は要チェックだ。

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株式会社くらべてドットコムの婚活パーティー事業者向けメルマガで、この記事を含むメルマガを配信したところ、関西の婚活パーティー事業者様より「関西主要都市でもビルコンがおこなわれている」旨の返信をもらった。全国的な広がりを見せているようだ。

2012年11月15日木曜日

御社のサイト、サイト安全性評価「?」となっているかも

ボクは、婚活パーティーや結婚情報サービスの情報サイトを運営していのる関係から(あと代表のボクがプロフィールや本人顔写真等も公開しているしね。)よく、立ち上げ間もない婚活パーティー事業者や社会人サークル、婚活中の方からメールをもらう。
そして、婚活パーティー事業者や社会人サークルの立ち上げや婚活の仕方などについて相談を受けることが多い。

情報サイトの運営者としては、当たり前だが、婚活パーティー事業者や社会人サークルから連絡をもらうと、まず、それら事業者のサイトを見る。
連絡を受けたときにサイトのURLがあれば、直接URLをブラウザにコピペしてサイトにアクセスするが、なければ、サービス名称でググる。

サービス名称でググったときに、けっこうな割合でこんなことが起こる。(例示として、弊社が、業務とは関係なく、応援している社会人サークル「ヴェロ・クオーレ」の場合を掲載する。)
社会人サークル「ヴェロ・クオーレ」のサービス名称をキーにしてグーグルで検索した検索結果画面が以下だ。



検索結果部分をよりアップにすると…


グーグルの検索結果、リンク先一覧表示の一番上。公式サイトへのリンクが掲載されているのだが、そのリンクの先頭に「?」のマークが表示されているのが分かるだろうか。

この「?」マークを表示させているのは、グーグルでも、ブラウザでもなく、ボクのパソコンにインストールされているアンチウィルスソフト(ボクのPCはトレンドマイクロ「ウィルスバスター」)だ。


アンチウィルスソフトを開発・販売するメーカーのほとんどは、プログラム的またはスタッフの目視によって、サイトの安全度をチェックしている。フィッシングなどの危険サイトや違法なアダルトサイトなどから自社アンチウィルスソフトを利用するユーザーを守るために。
 
自社運営サイトが、メーカー各社が開発・販売するアンチウィルスソフトから、「安全」の評価を受けていれば問題ないが、もしも、「危険」や「?」「未テスト」などの評価だと、知らず知らずのうちに日々大きな損失を受けているかもしれない。

ネットユーザーの立場で考えてみてみると分かる。
知り合いから、とある名前の婚活パーティーに参加しないかと誘われた。パーティー名称で検索してみたら、公式サイトのリンクには「?」マークが付いている。リンクをクリックしようと思うだろうか。
以前参加した婚活パーティーに、また今週末予約を入れようと、パーティー名称でググってサイトを探した。そのサイトのリンクには「?」マークが付いている。もう一度参加することをためらうのではないだろうか。

特に婚活関連のサービスや事業者には、出会い系を連想させる、ややネガティブなイメージがあるものだ。もしも、アンチウィルスソフトがそのサイトに「安全」以外の評価をしていたら…

正確には、この安全度チェック機能は、パソコンにインストールされたアンチウィルスソフト自体の機能ではなく、インストールされるときにブラウザのプラグインとして提供された別プログラム。アンチウィルスソフトにとってみると、おまけみたいな機能(サービス)だ。ただ、このおまけ、アンチウィルスソフトをインストールすると知らず知らずに一緒にインストールされてオンの状態になっていたり、アンチウィルスソフトがすでにインストールされているパソコンでは初期出荷段階でオンになっていることがある。要するに、パソコンの所有者が意図しなくても、勝手に、ブラウザ上でサイトを評価していることが大いにありえる。

今回のように、もしも、アンチウィルスソフトから「安全」以外の評価を受けていた場合の対処法にについて。アンチウィルスソフトメーカーそれぞれの解説ページを紹介する。


●ウィルスバスターの場合
TrendプロテクトやWeb脅威対策により危険ではないはずのWebサイトが「危険」と判定される
Trend Micro Site Safety Center について(評価webツールについて)

●ノートンの場合
Norton セーフウェブに Web サイトを登録する方法

●Mcfeeの場合
サイトアドバイザーの安全評価(レーティング)について
サイトアドバイザーの評価に関する問い合わせ方法

異業種交流パーティー「プレミアムステイタスパーティー」、サイトリニューアル

異業種交流パーティー形式の婚活パーティーを得意とするパーティーブランド「プレミアムステイタスパーティー」のサイトがリニューアルした。

「プレミアムステイタスパーティー」がどんなパーティーブランドかは下記「くらべて.com」の記事を参照のこと。
「くらべて.com」の「プレミアムステイタスパーティー」レビュー記事


全体イメージは、旧サイトとさほど変わっていない。以前よりも「高級感」「ゴージャス」さは抑えられ(メイン写真素材の影響が強いが)「クラブパーティー」テイストが強くなっただろうか。
メインコピー「上質の出会いを」と「クラブパーティー」テイストにより、より「出会え」る印象は強くなった。よりエロティックな感じ。
掲載されているコンテンツ自体は、さほど変わっていない。

サイトリニューアルに際して、サーバーまたはサーバーの設定を変えたのか、以前は「http://statusparty.jp/」でもアクセスできていたものが、「http://www.statusparty.jp/」でなければエラーとなる。
同社のサイトにアクセスする方の中には、「www」を抜かしたURLを直接入力する方も一定数いるだろうに(特に、ケータイやモバイル機器などからのアクセスの方)痛いミスだ。
過去参加者のブックマークや情報サイトや掲示板等の被リンクが、「www」を抜かしたURLで登録してあれば、そこからリニューアルしたサイトに到達できなくなった。大きな機会損失だ。
もしも、外部からのリンク先URLを「http://www.statusparty.jp/」に統一させるため、あえて実施しているのであれば、別の方法で実践すべきだったと思う。

サイトリニューアルに伴う、上記のようなミスは、けっこう大規模なサイトでも起こりがちだ。できれば常に第三者から表示ミスやリンクミスを指摘してもらえるような体制を作っておきたい。
なお、上記の件に関しては、この後で、弊社からプレミアムステイタスパーティーさんに報告しておく。

気象庁、3ヶ月予報(11月~1月)を発表。今年は暖冬


前回ポストの気象情報記事が好評だったので、今月も掲載する。

このブログは、婚活パーティー事業者、婚活ビジネス新規参入者、婚活中の皆様向けに記事を書いているが(この記事自体は弊社が配信する婚活パーティー事業者向けメルマガの記事)、この手の情報は、イベントにまつわる事業者や参加者、つまり、みんな知っておいて損しない。

10月25日、気象庁は3ヶ月予報(11月~1月)を発表した。各月の総括全文を以下に。

11月平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。気温は、平年並または高い確率ともに40%です。降水量は、平年並または多い確率ともに40%です。

12月平年と同様に晴れの日が多いでしょう。

1月平年と同様に晴れの日が多いでしょう。

要するに、今年は暖冬。11月こそ晴れの日が少ないが12月、1月は晴れの日も多い。気温も3ヶ月を総括すると平年並みか平年より高い日が多いようだ。

やや先のことになるが、来春の花粉の飛散予測にまつわる情報ももう出ている。
10月3日、日本気象協会が来春の花粉飛散予測第1弾を発表した。

予測によると、2013年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)の飛散数は、九州・四国地方は例年よりやや少ないが、中国地方から北海道にかけては例年並みか例年より多い。関東・東北地方は例年のおよそ1.5倍。前年比では、関東・東北地方と北海道は2~5倍になる見込み、とのこと。

2012年11月10日土曜日

このブログ「婚活パーティー業界新聞」、配信内容をリニューアル致します。


こんにちは。そして、一部の方は、はじめまして。このブログ「婚活パーティー業界新聞」を更新している株式会社くらべてドットコムの編集部・北村です。

これまで、婚活パーティー事業者というニッチな業界向けに更新し続けてきたこのブログですが、配信内容を以下のようにリニューアル致します。ブログタイトルやデザインはそのままです。
もともと、このブログは、毎月1回、婚活パーティー事業者向け株式会社くらべてドットコム配信のメルマガ記事をほぼそのまま掲載していました。約1ヶ月ほどタイミングを遅らせて二次利用していたのがこのブログです。
今後は、メルマガはこれまでどおり婚活パーティー事業者として重要と思われるマーケティング情報をコンパクトにまとめてお送りし、ブログではメルマガ記事の一部を二次利用しつつもブログ独自の記事も掲載していきます。

《変更1》 想定するブログの読者
【旧】婚活パーティー事業者限定
【新】婚活パーティー事業者、婚活ビジネスへの新規参入者、婚活中の方、ネットマーケティングに興味のある方(話題とするテーマや業界は「婚活パーティー」ですがどんな業界でも汎用的に使える情報だろうと思います。)

《変更2》 掲載する記事内容
【旧】婚活パーティー事業者向け株式会社くらべてドットコム配信のメルマガ記事の一部
【新】上記に加えて、婚活ビジネスへの新規参入者、婚活中の方、ネットマーケティングに興味のある方、それぞれ向け記事

《変更3》 掲載する記事の表現
【旧】婚活パーティー事業者向け株式会社くらべてドットコム配信のメルマガ記事をほぼそのまま掲載
【新】婚活パーティー事業者向け株式会社くらべてドットコム配信のメルマガ記事についても加筆修正の上で公開

《変更4》 掲載するタイミング
【旧】婚活パーティー事業者向け株式会社くらべてドットコム配信のメルマガ記事はメルマガ配信1ヶ月後に掲載
【新】事前に知ることで競合他社よりも有利となる記事については掲載自体を取り止める。その他は、メルマガ配信後数日~1ヶ月後に掲載

2012年10月24日水曜日

自称「街コン」も登場。大小「街コン」、東京・大阪で多数開催。


※複数事業者様からのご要望により、先月号より、より婚活事業者の事業に関するトレンドやニュースを掲載している。

東京のターミナル駅や大都市、大阪の各エリアにおいて、毎週末のように主催社や企画者を異にした大小「街コン」が開催されつつある。中には、イベント自体は、大規模合コンや婚活パーティー、異業種交流パーティーと変わらぬ内容ながら、会場のある地域や都市名を冠とした自称「街コン」「(地域名)合コン」も登場。いろいろな問題をはらんではいるが、とにかく、婚活イベントのひとつのトレンドとなりつつあるのは確かだ。

先月号のこの定例配信ニュースメールでも言及したが、この「街コン」ブームは、婚活パーティーの客単価押し下げ要因となっている。婚活パーティー事業者の中には、「街コン」に参加者を奪われないように従来よりも低価格のパーティーを企画したり、全体の価格を見直すところが出ている。価格競争する一方で、「街コン」対策のためだけではないが、イベント性の高い企画など、オリジナリティのあるパーティーを大幅投入する事業者も増えている。

婚活パーティー事業者の中には、対抗するのではなくて、トレンドの波に乗ろうとする動きもある。異業種交流パーティーを得意とする事業者を中心に、「街コン」を連想させる企画名称をつけて、イベントを実施するところがあらわれている。

「街コン」から「街バル」へ。地域活性化を目的とした活動にも新たなトレンドが出ている。「街コン」の「コン」は「コンパ」「合コン」の意により、通常、街コン参加者は独身男女に限られていた。「街バル」は、独身男女に限定しない「街コン」とでも言おうか。街全体を「バル」(スペイン語のBAR)に見立てたイベントだ。都心を離れた郊外の都市では、「街バル」の開催が増えている。

2012年10月10日水曜日

10月~12月、東日本は平年より暖かく


9月25日、気象庁は3ヶ月予報(10月~12月)を発表した。

東日本では、エルニーニョ現象の影響で平年より気温が高くなる見込み。東日本太平洋側は、平年同様、11月、12月は晴の日が多くなりそうだ。(東日本太平洋側における平年の晴れの日の出現日数、10月は14.8日と名古屋18.6日、大阪18.2日と比べて低い。今年も平年同様予想。)

北日本(北海道・東北)は、11月以降、冬型の気圧配置が高まり寒気の影響をうけやすく寒い冬が見込まれる。

西日本太平洋側は、平年同様、10月、11月は晴の日が多くなりそうだ。12月は、平年より曇や雨の日が多くなりそうだ。

2012年10月8日月曜日

婚活事業者などサービス業事業者が確認しておきたい10月1日からの法律改正など


婚活パーティー事業者を含めサービス業事業者が確認しておきたい、10月1日からの法改正などを以下に。

●改正労働者派遣法施行

当初予定していた「登録型派遣と製造業務派遣の原則禁止」が盛り込まれて「いない」のがポイント。規制色は大きく後退している。30日以内の日雇い派遣は原則禁止となった。

●改正著作権法施行

音楽と映像の違法なダウンロードに刑事罰が科される。音楽と映像を違法と知りつつダウンロードすると、配信側だけでなく、受信側にも刑事罰が与えられる。写真や電子書籍、ユーチューブなどのストリーミングコンテンツ(ダウンロードしたファイルなどがパソコンに残らない配信コンテンツ)は処罰の対象外。

●最低賃金引き上げ

10月1日、企業が労働者に支払う賃金の下限である「最低賃金」の引き上げが実施される。いかなる雇用形態においても、各都道府県が決定した最低賃金を下回る支給額は違法。東京都850円、大阪府800円(それぞれ時給)。

2012年8月27日月曜日

PARTY★PARTY、サイトリニューアル&会員DB統合

8月21日、IBJが運営する婚活パーティーブランド「PARTY★PARTY」のサービスサイトがリニューアルした。

リニューアル後、はじめてアクセスすると…

「PARTY★PARTY」リニューアルサイト

こんな感じ。

「地域を選択してください『関東』『関西』『東海』」とグレーアウトしたサイトの上に、地域選択ポップアップが表示される。
そして、エリアのボタンをクリックすると、選択した地域にカスタマイズされたTOPページが現れる。もちろん、TOPページに掲載されているパーティースケジュールは、選択した地域のものばかり。

「PARTY★PARTY」リニューアルサイト:東京・関東エリアページ

今回のサイトリニューアルに伴い、すでに個人情報を登録している「会員」には、新たにID(登録メールアドレス)とパスワードが発行される旨の告知がサイトに書かれている。
さらに、同告知からリンクをたどると、IBJの3つのサービス「PARTY★PARTY」「RUSH[ラッシュ]」「ブライダルネット」の会員データベースを統合したというお知らせにつながる。
婚活パーティー「PARTY★PARTY」、合コンセッティングサービス「RUSH[ラッシュ]」、結婚情報サービス「ブライダルネット」、3つの婚活サービスが1つのIDとパスワードで利用できると唱われている。

いきなりのサイトリニューアルと不意をつかれたポップアップメニューに、はじめてサイトをアクセスしたときは驚きはしたが、婚活パーティーサイトの操作性としては、まず自分の興味のある地域を選択させるのは悪くない。(当然、地域の選択画面が出るのは最初のアクセスのみ。)

婚活パーティー、合コン・セッティングサービス、結婚情報サービスの3つの婚活サービスの個人情報統合については、ユーザーの立場からメリットデメリット両面があるので、善し悪しをすぐには判断できないが、前代未聞のチャレンジングな企画であることは確かだ。
ユーザーに、異なる婚活サービスをシームレスに利用できるポジティブな企画と受け止められるか、はたまた、3倍の宣伝メールが来て1/3のセキュリティとなったと受け止められるか、今後の運営にかかっている。

【参考リンク】
「くらべて.com」の「PARTY★PARTY」レビュー記事
「くらべて.com」の「RUSH[ラッシュ]」レビュー記事
「くらべて.com」の「ブライダルネット」レビュー記事

2012年8月24日金曜日

労働契約法が改正。パート・契約社員は勤続5年で無期限労働者に


8月3日、労働契約法が改正された。この改正により、同じ職場で5年以上働いたパートや契約社員が申し出れば、事業者は無期限雇用への切り替えが義務づけられる。

改正法は2013年度中に施行される見通し。施行後の労働契約からが改正法の対象になるので、2013年の契約から5年後の2018年にパートや契約社員などの有期契約労働者出身の無期限労働者が大量に発生する可能性がある。

事業者には義務が、労働者には権利が発生するこの大改正。アルバイトも契約の仕方によってはパート社員扱いとなるので、ほぼすべての事業者と労働者に関係のある法改正だ。事業者は、改正法施行前から対策を練ったほうがいいだろう。労働者は、再契約等の折にこの改正法関連の項目を注意深く確認したほうがいいだろう。

2018年まで何も対策しない事業者のもとに、数十人のパート社員からある日「ここで働きはじめて5年になったので、今後もずっと働かせてもらいます」と申し出が…事業者にとっては、ホラーですね(笑)

2012年8月1日水曜日

7月末、Google検索ロジックに大きな変化。SEO対策のみに頼ったサイトがダウン


先月のブログと定例配信ニュースメールでも、4月下旬に実施されたGoogle検索ロジックの変化について記事を書いた。その時、結果、「くらべて.com」「お見合いパーティーに行こう!」の競合となっていたアフィリエイト目的のサイトが、婚活系主要キーワードにおいて検索順位を大幅ダウンさせていた。

7月末、またまた、Google検索ロジックに大きな変化があった。ネットの世界で、通称パンダアップデートと呼ばれるているもので、すでにアメリカでは導入されている更新だ。それが日本でも実施された。

Google公式ブログによると、7月18日に実施。「低品質なサイトの掲載順位を下げ、同時に、良質なサイトの掲載順位をより適切に評価」する更新であり「約4%の検索結果に影響する見込み」とのこと。一般的に、ネットの世界で、パンダアップデートは、「SEO対策のみに頼った品質の低いページはペナルティを受ける」更新と解釈されている。

4月下旬以降、競合サイトが検索順位を下げたために、むしろプラスの効果が出ていた「くらべて.com」「お見合いパーティーに行こう!」への影響はこれから。7月18日後数週間は、引き続き好調だった。その後、8月に入ってからも検索順位の変化は起きており、未だに、確定していない。その後の経過についても注目していきたい。

2012年7月18日水曜日

平成23年婚姻件数66万2千組。平均初婚年齢、男性30.7才・女性29.0才


6月5日、厚生労働省は平成23年1月~12月の人口動態統計月報をまとめ公表した。イベント事業者の関心の高い数字を以下に。

・出生数105万1千人(対前年2万1千組減少)
・出生率1.39(対前年同数)
・婚姻件数66万2千組(対前年3万8千組減少)
・離婚件数23万6千組(対前年1万6千組減少)

婚姻件数は戦後最少。平成21年以降は減少し続けている。平均初婚年齢は、男性30.7才・女性29.0才。晩婚化が進んでいる。平均初婚年齢が最も高いのは男性・女性とも東京都で、男性31.9才・女性30.1才。東京都は男女ともに30才越えとなっている。

再婚の割合は男性18.1%(対前年0.4%減少)・女性16.0%(同0.2%減少)。

2012年7月4日水曜日

西日本・東日本、平年より暑い夏。猛暑は避けられそう。


6月25日、気象庁が発表した3ヶ月予報(7~9月)によると、全国的に、2010年の記録的猛暑ほどにはならない見通し。1~2週間程度の気温上昇があるが、厳しい残暑にはならないようだ。

西日本は、晴れの日が多く平年より暑い夏となりそう。電力不足が心配される。東日本も、晴れの日が多く平年より暑い夏となりそう。北海道・東北は平年並みとなる見込み。

2012年6月20日水曜日

生涯独身の傾向高まる


6月5日、政府は「子ども・子育て白書(旧少子化社会白書)」を閣議で決定。資料を公開した。

未婚者の生涯の結婚意思の調査では、「一生するつもりはない」が男性9.4%・女性6.8。20年以上前になるが1987年調査当時、男性4.5%・女性4.6%から男性は倍増。2005年前回調査、男性7.1%・女性5.6%からも、それぞれ2.3ポイント・1.2ポイントも増加している。特に、男性の割合が高く、変化が激しい。男性は、10人に1人の未婚者が生涯独身と考えており、そうした意識は近年急増している。

2010年時点で、50歳までの未婚率は、男性20.1%・女性10.6%。いずれも調査以来過去最高。男性5人に1人、女性10人に1人が50歳まで結婚しない。

2012年6月6日水曜日

4日、九州南部が梅雨入り


4日、気象庁は、九州南部が梅雨入りしたとみられる、と発表した。平年より4日遅く(5月31日頃)昨年より12日遅い(5月23日頃)梅雨入り。

昨年は、関東甲信地方は、観測史上2番目に早い梅雨入りであり、全国的に平年よりも早い梅雨入りだった。
各地の今年の梅雨入りを予測するのに、昨年よりも平年のデータが参考になりそうだ。昨年データとあわせて、以下に掲載する。

<梅雨入り>
九州北部平年 6月5日(昨年5月21日)
近畿平年 6月7日(昨年5月22日)
東海平年 6月8日(昨年5月22日)
関東甲信平年 6月8日(昨年5月27日)

<梅雨明け>
九州北部平年 7月19日(昨年7月8日)
近畿平年 7月21日(昨年7月8日)
東海平年 7月21日(昨年7月8日)
関東甲信平年 7月21日(昨年7月9日)

電気供給量の限界や電気料金の値上げなどにより、今年も、節電を意識する暑い夏になりそうだ。梅雨明け前後あたりから厳しい暑さが予想されるので、いつも以上に天候を意識しながらイベント運営をする必要が出てくるだろう。

2012年5月23日水曜日

密かに拡大する「街コン」。「街コン」1~4月開催228ヶ所


一時期にくらべて、マスコミ等で話題となる機会が少なくなった「街コン」だが、未だ衰えるどころか密かに拡大しているようだ。

日本経済新聞が街コン紹介サイトに取材した情報によると、1~4月開催の「街コン」は228ヶ所。商店街や地元企業が地域活性化策として注目したことにより、開催数が増えているという。

街ぐるみで出会いを盛り上げる「街コン」プームは、しばらく続きそうだ。

2012年5月9日水曜日

「FX」成果報酬型広告に規制


「FX」(外国為替証拠金取引)で成果報酬型広告(アフィリエイト広告)が規制されることになった。

業界団体である金融先物取引業協会が3月末に成果報酬型広告に関する自主規制を制定。以前より、成果報酬型広告を掲載する媒体において、誤解を招く表現や誇張された表現が問題視されていたが、自主規制により歯止めをかけた。

FX事業者の中には、成果報酬型広告を主要な顧客獲得策としているところもあり、そうした事業者には厳しい自主規制は、会社の存続に関わる深刻な事態となりかねない。

ビジネスや業界の構造が違うので、同じことが、婚活業界・婚活イベント業界に起こるとは考えていないが、成果報酬型広告など、特定の広告や特定の媒体(以前であれば「Hotpepper」など)に頼るビジネス構造はリスクが高いことはすべての事業者が再確認すべきだろう。

2012年4月18日水曜日

男女の出会いを提供するサービス、異業種やIT業界からの参入相次ぐ


男女の出会いを提供するサービスが多様化しており、異業種やIT業界からの参入が相次いでいる。

3月14日、リクルートグループは「TwinCue[ツインキュ]」のサービス名称で婚活サイトをオープンさせた。入会金・成婚料なし月額4,900円のサービス内容は比較的オーソドックスなインターネットを使った結婚情報サービスだ。

「TwinCue[ツインキュ]」

昨年末のこの定例配信ニュースメールでも記事にしたが、ヤフーも婚活ビジネスは結婚情報サービス「ツヴァイ」のパーティー事業と連携するなど拡大路線。楽天も結婚情報サービス「オーネット」をグループに抱えて婚活ビジネスに参入している。これにリクルートも加わって、日本の情報サービス大手が出揃った。

「男女の出会い」を提供するサービスには、情報サービスから大手だけでなく、実は、ひそかにベンチャー企業も続々と参入している。ベンチャー企業が提供するのは、スマホアプリ、Facebookアプリやwebサービスのサービス形態だ。

最近、ベンチャー企業が提供する人気のアプリやwebサービスは「男女の出会い」をストレートに唱ったものではない。少人数でのランチや朝活、交流会のセッティングを支援する。多くは、ソーシャルメディアなどのつながりを使って、特定の人物やテーマを中心として、お互いに見知らぬ人を結びつけてリアルの出会いの場を提供する。これらは「男女の出会い」に限定したサービスではないが確実に、婚活ビジネスのマーケットを浸食していると思われる。

2012年4月4日水曜日

結婚相談所・結婚情報サービス、広告がエスカレート気味


3月21日、埼玉県は県内の結婚相談所への行政処分(業務停止処分)を発表。翌日、マスコミに代理結婚をめぐるトラブルが報道された。セールスの現場では「成婚者数が日本一」と事実でないことを伝えることもあったという。これは、地方の中小結婚相談所の話であり、表沙汰になった話。

一方、そろそろ問題になるのではないか、という話題がある。3月27日、日経新聞に結婚情報サービス大手の広告が掲載された。「婚活が1ヶ月間完全無料!○○コース誕生!」の大見出し。サービス自体は問題はない。問題なのはその告知と受付手段。パソコンサイトを見ても、掲載しているURLを見ても、どこにも○○コースの記載がない。ニュースリリースも発信していないようだ。ネットで検索してもヒットしない。広告掲載の電話番号はサービスのお問い合わせ窓口大代表。唯一携帯サイトには該当する記述があるが…
「クローズド(=対象限定)キャンペーン」のつもりかもしれないが、クローズドを明示しないクローズドキャンペーンは問題がある。どんな方法・手段を使っても見込み客から問い合わせをさせればそれでよしとする企業姿勢と受け取られてもしかたがない。相手によってセールストークを変える営業は、現場で「成婚者数が日本一」と唱うやり方と大差ない。

トラブルが多いイメージの婚活業界だからこそ、法律に触れる・触れないに関わらず、業界各社は、自信を持ったサービスとお客様への紳士な対応で、業界全体の裾のを広げるような運営をして欲しいものだ。

2012年3月14日水曜日

2月、結婚情報サービスの新聞広告出稿量が増加


2月、首都圏での結婚情報サービスの新聞広告出稿量が増加している。業界全体の広告出稿量としては、前月と比較にならないほど増えている。

特定の事業者が新聞広告を増やしているというよりは、新聞広告を出稿する事業者数が増えており、業界全体の広告出稿量を増やしている。結婚情報サービスの業績上向きと思いたいが、結婚情報サービスに強い某広告代理店が各社に廉価販売している、との関係者の情報もある。

2012年3月7日水曜日

桜の開花予想、例年より遅め

2月29日、日本気象協会は桜の開花予想を発表した。東京3月29日、名古屋3月29日、京都3月30日、広島3月30日。例年よりやや遅めとなっている。

2012年2月29日水曜日

Facebookでお買い物。ソーシャルコマースがはじまる。


Facebook上に、小売店やメーカーが店舗(オンラインショップ)を構える動きが、日本でもはじまりそうだ。

インターネット上を経由した商品の売買は、年々拡大している。オンラインショッピングモール「楽天市場」は2011年取扱高が1兆円を突破、アパレルショッピングモール最大手「ゾゾタウン」は2011年4~12月期連結決算で経常利益最高となった。

これまで、オンラインショップと言えば、小売店やメーカーが独自に販売サイトを開設したり、オンラインショッピングモールに出店したりが一般的だった。これからは、Facebookなどソーシャルメディア上に出店する事例も増えてきそうだ。

Facebook上の自社が運営するFacebookページにショッピングカート機能や決済機能を追加して、オンラインショップを運営するケースが、日本でも出ている。また、最近では、ローソン、東急ハンズ、アサヒビール、ニューバランスアスレチックス、TSUTAYA.comなど大手小売りやメジャーブランドが次々とFacebook上にオンラインショップを作ろうとしている。

イベントは、ソーシャルメディアと親和性の高い活動。こうした小売りやメーカーのトレンドを見ていくと、イベントをビジネスとするイベント事業者にとって、Facebookなどソーシャルメディアが欠かせない日がすぐそこまで来ていそうだ。

2012年2月22日水曜日

「食べログ」問題から、ステルスマーケティングへのバッシングはじまる


1月上旬、飲食店のクチコミを集めたサイト「食べログ」に、飲食店から金銭を受け取って、好意的なコメントと高評価を付けていた、いわゆる「やらせ業者」が多数存在している事実が公表された。マスコミやソーシャルネットワークなどを中心にインターネット上で話題となった。

その後、「食べログ」問題は、運営するカカクコムの株価にまで影響を与え、インターネットでの話題は、「食べログ」だけにとどまらず、「ステルスマーケティング」への非難にまでおよんだ。

「ステルスマーケティング」とは、例えば、影響力のあるブロガー記事に広告と告げずに特定商品・サービスのおすすめ記事を掲載する類のクチコミ情報を捏造・操作するマーケティング手法をいう。

インターネットでは、「食べログ」のような飲食店のクチコミ情報サイトだけでなく、美容や健康食品等のクチコミ情報サイトへの「やらせ業者」や明らかに捏造されてたクチコミ情報を掲載するブログやサイトへもバッシングがはじまった。そして、これまでにクチコミ情報を捏造・操作しようとした事業者が大打撃を受けた。

すべての事業者にとって、「人の口に戸は立てられない」「クチコミは操作できない」を再確認するいい機会となった。


なお「くらべて.com」では、イベント関連を中心に、読者から多数のクチコミ情報が寄せられていますが、事業者自身または、弊社取材によってクチコミ情報の真偽を確認した上で掲載を決めています。情報源も明らかにする方針で、やらせや捏造は一切ありません。バッシングされる可能性はないのでご安心ください。

2012年2月15日水曜日

50年後の日本、生涯未婚率20%


1月30日、厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は、国勢調査をもとに長期的な日本の人口動向を予測した「将来推計人口」を発表した。

50年後(2060年)の日本は以下のようになる。人口8674万人、65才以上の老年人口39.9%、出生率1.35人、平均寿命男性84才・女性90才、平均初婚年齢28.2才(1995年生まれの世代で推計)生涯未婚率20.1%(1995年生まれの世代で推計)。

なお、1960年生まれの世代の平均初婚年齢は25.7才、生涯未婚率9.4%。(生涯未婚率とは、50歳段階における未婚者の割合のこと。2010年時点の数字を参考値として提示するために、1960年生まれの世代を引き合いに出している)

推計によると、2010年から2060年にかけての50年間に、平均年齢は、25.7才から28.2才へと晩婚化がさらに進み、生涯未婚率は、9.4%から20.1%へと未婚率が大幅に高まるという。

これから年々晩婚化と未婚化の傾向が強まっていくのは間違いなさそうだ。

2012年2月8日水曜日

喫煙率、19.5%。2割を切る


1月31日、厚生労働省は、2010年11月全国から抽出した3500世帯超を対象にした調査結果を発表した。

習慣的にたばこを吸っている人の割合は男女合わせて19.5%。調査開始以来、はじめて2割を切った。2009年調査では23.4%。前年比3.9%減。

男性の喫煙率は32,2%(前年比6.0%減)、女性8.4%(2.5%減)。男性喫煙者が大幅に減った。昨年10月のたばこ増税が大きく影響したとみられている。

喫煙者は少数派になっている。また、非喫煙のトレンドは若者を中心に進んでいる。

イベント事業者の間では、お見合いパーティー形式において男女ともに「ノンスモーカー」を参加条件とした企画や異業種交流パーティー形式において「分煙」を会場とするケースが増えているが、時代に即した対応であることが確認できた。

2012年2月1日水曜日

結婚情報サービスの事業展開あれこれ


年末年始にかけて、結婚情報サービスの気になる話題を2つ記録しておく。

●パートナーエージェント
「1年婚活。」のキャッチコピーで広告展開。1年で結婚相手を決められますよ、という暗示アピール。メインキャッチコピーの下に「活動3ヶ月の出会いの確率99.5%」とも掲載している。
「出会いの確率」が具体的にどういうことを指しているのか不明確な点は大いに問題あるが、旅行に限らずサービスに「安・近」を求める消費者ニーズを反映してのキャッチコピーが注目される。

●ブライダルネット
インターネットでの出会い系サービス「ブライダルネット」は、会員向けに新たなサービスを追加して、「婚活SNS」として対外的なアピールを開始した。

これまでは、インターネットを使った結婚情報サービスまたは結婚相談所といったサービスのポジショニングであり、競合は、「Yahoo!お見合い」や「エキサイト恋愛結婚」。これからは、「マッチコム」などが競合か。

2012年1月25日水曜日

2011年の婚姻数67万組、戦後最少


厚生労働省による、2011年人口動態統計(年間推計)によると、婚姻数は67万組で戦後最少となる見通しだ。

東日本大震災をきっかけに結婚への意欲が高まっているとのマスコミ報道だが、実際には、前年比3万組の減少。結婚情報サービス各社が発表している資料請求件数増加・お問い合わせ件数増加といった情報に反して、実際の婚姻件数は増加していない。(ただし、婚姻届けは婚約してから数ヶ月から半年後となるケースが多い。今後、半年から1年程度に婚姻数増加の可能性もある。)

別の調査によると、独身志向の未婚者が増加傾向との報告も出ている。

意欲のある未婚男女をいかにマッチングさせるか、今よりもさらに、婚活パーティーや結婚情報サービスなどマッチング事業者に問われることになる。

2012年1月18日水曜日

「35歳すぎて結婚できる男は3%」記事がネットを走る


年末も年末。とある婚活系の記事が、Facebookやmixi、Twitterなど、SNSを横断して、インターネットを走った。当の記事は以下。

日刊SPA:【恐怖】35歳すぎて結婚できる男は3%

「2005年の調査では35~39歳の未婚率が30.9%であったのに対して5年後の40~44歳は27.9%。つまり、結婚できたのは3%しかいなかった」

実は、この記事は、事態を大げさに見せるためトリックが隠されているのだが(※話題にしている世代は、直前の年齢で多数の婚姻がなされており、わざと婚姻率が急激に低下した5年経過を取り上げて婚姻した確率の低さを強調している)、「3%」の数字の低さに注目が集まり話題をさらっていた。

困ったことに、この記事では、総括として、「その世代なら婚活などしても無駄」といった旨のコメントをしている。

マッチング事業者のもとには、利用者(既存会員)や見込み客から、そろそろ、こうした記事を引用したお問い合わせが寄せられる頃かもしれない。きちんとしたカウンターの回答を用意するためにも、こうしたインターネットでの出来事をチェックしておいたほうがいいだろう。