2011年12月28日水曜日

アダルトサイト向けのトップレベルドメイン「.xxx」スタート


12月6日、アダルトサイト向けのトップレベルドメイン「.xxx」の受付がスタートした。日本のドメイン名の登録申請仲介事業者(レジストラ)でも「.xxx」ドメイン登録・保護申請(利用するための申請ではなくアダルト事業者の利用から保護する申請)の受付がスタートしている。

ドメイン運用をおこなう事業者によると、「.xxx」ドメインは成人向けのサービスを提供するサイトであることのラベル(標識)として機能させるそうだ。また、すべての「.xxx」ドメインのサイトを監視ソフトが毎日巡回し、サイト中に悪意あるプログラムが含まれないことを確認するとしている。

2011年12月21日水曜日

「街コン」流行ってます


繁華街や商店街をまるごと会場(開催エリア)とした大規模合コンである「街コン」と呼ばれるイベントが、マスコミで取り上げられるようになった。

一般的に「街コン」では、地元の複数飲食店が出会いを求める男女に会場を提供。開催日当日、参加者は、複数の街コン加盟飲食店を渡り歩きながら、飲食と出会いを楽しむ。先駆けとなった宇都宮市の「宮コン」では1回に2500人が参加するイベントになっているという。

地域活性化の目的で開催されることの多かった「街コン」だが、最近では、恵比寿や池袋など、都心でも開催される事例が出てきた。新たな出会いのトレンドとして、パーティーや結婚情報などのマッチング事業者は注目して欲しい。

2011年12月14日水曜日

婚活パーティー事業に大手結婚情報サービスの攻勢はじまる


以前のポストが具体的な例示でもあるが、婚活パーティー事業に大手結婚情報サービスの攻勢がはじまっている。

その様子は、グーグルのリスティング広告で如実に表れている。婚活パーティー関連のキーワードで、大手結婚情報サービスの広告が上位を占めだした。同じパーティー関連キーワードでの広告順位をヤフー検索での順位と比較すると一目瞭然。大手結婚情報サービスが資本力にものを言わせて、今後、ヤフー検索でのリスティング広告やリターゲテイング広告等でも、広告を拡大して同分野での広告単価を押し上げていく可能性は高い。

一方、グーグルは、SEO対策の業者を使った自然検索上位表示をおこなうサイトにペナルティを出す範囲を拡大している。SEO対策の業者を使った見せかけだけのSEO対策は、今後、通用しなくなるばかりか大きなリスクを負うようになってきた。

婚活パーティー事業に大手結婚情報サービスが参入しはじめて、マーケットでのプレイヤーが出揃った。リアルではサービス自体の勝負、ネットではコンテンツでの勝負に。今後、この定例配信ニュースメールでも、業界の動向に注目し報告していく。

2011年12月7日水曜日

ツヴァイ、婚活パーティー事業でヤフーと提携


結婚情報サービス大手のツヴァイは、同社が手がける婚活パーティー事業でヤフーと提携した。

ヤフーは、7月より「Yahoo!お見合い[ヤフーお見合い]」と呼ばれるインターネットを使ったマッチングサービス(結婚相手の異性を探す出会いサービス)をスタートさせている。「Yahoo!お見合い[ヤフーお見合い]」は、登録後、結婚相手を検索するところまで無料。メッセージのやりとりをするには月額費用が必要。

ヤフーお見合い

12月より、「Yahoo!お見合い[ヤフーお見合い]」の特集ページの中に「Yahoo!お見合い パーティー[ヤフーお見合い パーティー]」というお見合いパーティー専用のページが出来た。ページでは、具体的なパーティースケジュールが掲載され、申込みまで誘導する。申込みの受付とパーティー実施は、株式会社ツヴァイの「クラブチャティオ」というパーティーブランドが運営する。

「Yahoo!お見合い パーティー[ヤフーお見合い パーティー]」
「くらべて.com」の「クラブチャティオ」レビュー記事

「Yahoo!お見合い[ヤフーお見合い]」では、パーティーで知り合った異性とメッセージのやりとりができる点をアピールしている。メッセージのやりとりには、「Yahoo!お見合い[ヤフーお見合い]」の有料サービスに申込む必要があり、パーティーからの有料サービスの利用者増加を狙っている。

2011年11月9日水曜日

特化型SNS「リンクトイン」日本上陸!ビジネスに特化したネットワークが魅力


Facebookが全世界を巻き込み汎用型のSNSとして独走する中、アメリカでは、特定のテーマや独特の切り口を特徴とした特化型のSNSがいくつも生まれている。

そうした特化型SNSにおいて、よく成功例の筆頭にあげられる「リンクトイン」が日本語完全対応(10月20日発表)して、日本マーケットに参入した。

リンクトイン

ビジネス上の人脈形成を目的としたSNS。アメリカでは、リンクトインのプロフィールが履歴書の代わりをして、企業からヘッドハンティングのオファーを受けたり、仕事の依頼や打診が届いたりするという。

日本でブレイクするかは微妙なところだが、注目のインターネット事情として今回取り上げた。

2011年10月26日水曜日

「ツヴァイ」第2四半期決算(非連結)純利益わずか200万円、97.9%減

9月29日、結婚情報サービス「ツヴァイ」を運営する株式会社ツヴァイが、第2四半期決算(非連結・3~8月期)を発表した。

売上高18億1000万円ではあるが、純利益わずか200万円だった。前年同期比97.9%の減少。要するに税引き後の利益ほぼゼロまで落ちた。

「ツヴァイ」第2四半期決算(非連結)短信より、注目すべき事項を以下箇条書きにまとめた。

●お客様からのお問い合わせ数は前年同期比131.5%
●新規入会者数は、前年同期比118.1%
●(新事業・新サービスにより)50才以上の新規入会者数は前年同期比155.8%
●会員外パーティー事業「クラブチャティオ」は、前期に比べ大幅にパーティー開催数を増加。さらにスタッフ人員の増強を図り、新しい収益事業として育成していく。

震災後に、結婚に対する意識が高まったとのマスコミ報道があるが、婚活ビジネスの事業者の利益やマーケットの拡大には直結していないようだ。

「ツヴァイ」の例を見ると、確かに、「お問い合わせ数」は約3割、新規入会者数は約2割の増加だが、利益が出ていない。会員制のサービスは、入会させた後から刈り取る式のビジネス形態とはいえ、この数字は異常。また、総会員数については「増加傾向」の表現にとどまり、退会者が相当数いることが予想される。

成果型広告やリスティング広告等により資料請求や問い合わせ数、新規入会者数を無理矢理増やしているだけで、利益や婚活マーケットの拡大に結びついていないのではないか。

なお、一部マスコミで、「ツヴァイ」がアジアで婚活サービスを提供する報道がなされている。タイ、中国、マレーシアを予定とのこと。

2011年9月21日水曜日

Google+にゲームプラットフォームが追加、モトローラーの買収、などなど…Googleから目が離せない

このブログと定例配信ニュースメールでも7月に紹介した「Google+」というグーグルのソーシャルネットワークサービス(SNS)だが、スタート1ヶ月で2500万人ものユーザーを獲得。順調な滑り出しをしている。8月には、ゲームプラットフォームを追加。先行する世界最大のSNSFacebookを猛追している。

Google+
Facebook

その他、モトローラーの買収など、世の中をにぎわし続けているグーグルだが、ローカルな世界にも、着々と変化をもらたしている。

マッチング系の事業者(婚活・パーティー・結婚情報・結婚相談所・出会いサイト)として注目しておきたいニュースは以下。

●8月下旬、Google検索エンジンのロジックに変化。SEO対策の内部リンクの影響力が下がり、外部リンクによる比重が上がったとされている。ドラスティックに表示順位の変わったキーワードも出てきている。

●検索結果のパーソナライズがより高まっている。Goolgeアカウントにログインした上での検索結果とそうでない時の検索結果とで表示内容が、かなり違ってくる場合がある。

●検索結果に表示されるようになった「+1」ボタンのソーシャル機能が徐々に影響力を持ってくる(つまり、より「+1」を集めたり、シェアされたサイトが評価される)可能性が高い。

グーグルの動向は、ニュースで取り上げられる派手なものだけでなくスモールビジネスのインターネット・マーケティングまで影響を与える。これからも、この定例配信メールマガジンでは、重要と思われるグーグル関連ニュースを報告していく。

2011年9月14日水曜日

急激なスマートフォン化の波。スマートフォン経由のインターネット通販も急拡大

BCNの調査によると、6月、東京での携帯電話の新規販売6割がスマートフォン。日本全国でも5割がスマートフォンというデータが出ている。NTTドコモが発売するAndroid携帯の、Gallaxy SIIが善戦しており、6月はiPhoneを抑えてトップセールとなっている。ここにきて、急激に、ガラパゴスケータイ(=ガラケー)と呼ばれていた日本独自仕様の携帯電話が、スマートフォンに置き換わろうとしている。

国内の通信販売の2010年度売上高(推計)は前年比8.4%プラスの12年連続増加、4兆6700億円だが、拡大する通販市場において、ネット通販はもちろん、スマートフォン利用の通販も増加。通販事業者もスマートフォン対応を急いでいる。
婚活事業者の中でも、「エクシオ」ブランドは、iPhone・Androidに対応した、スマートフォン向けサイトをオープンしている。

スマートフォンサイトでの通販は、携帯電話と似た傾向にあり、一般的に、パソコンとくらべて客単価は高く、利用時間帯も深夜帯が多いという。まだまだ専用サイトを構築するには、周辺サービスが揃っていない状況ではあるが、今後、サイトを持つ事業者であれば、サイトのスマートフォン対応は必須となるに違いない。

2011年9月2日金曜日

mixiの巻き返しなるか?mixi版のFacebookページ(旧称ファンページ)スタート!

8月の末日。株式会社ミクシィは、SNS「mixi」における新サービス「mixiページ」と新たな事業戦略を発表。企業がmixi内で、モノやサービスの告知だけでなく販促や販売もできる仕組みを提供しはじめた。

「mixiページ」は、FacebookのFacebookページ(旧称ファンページ)にあたるサービス。さまざまなテーマで、mixi内に、簡単にコミュニティ機能の付いたホームページが作れる。作られたmixiページは、mixi内の個人ページやグループと違い検索エンジンにもヒットするのがミソ。mixi内にあるにも関わらず、インターネット上にある、ふつうのホームページのように検索エンジン経由のページ露出やコミュニティメンバーの集客が見込める。
もちろん、アーチストやブランド、商品、法人などをテーマとしたmixiページも作れるが、それらの運営は、運営主体・提供主体や著作権者など、本人や正規代理人に限られる。

このmixiページには、クーポンの配布やショッピング機能など、順次機能追加する予定で、近い将来、mixiページによりネットショップを構築することもできるようになる。また、mixiページは、パソコンだけでなく、携帯電話(ガラケー)やスマートフォンへの対応もしているので、各種プラットフォームに対応した、ホームページやネットショップを簡単に作るプラットフォームとなる可能性を秘めている。

2011年8月24日水曜日

30~34才の男性、2人に1人が独身。30~34才の女性、3人に1人が独身。

統計局が6月29日公表した国勢調査速報値によると、30~34才の男性の未婚の割合は46.5%。ほぼ2人に1人が独身という割合。同じく、30~34才の女性の未婚の割合は33.3%。3人に1人が独身という結果。

今から20年前の平成2年の調査結果では、30~34才の男性の未婚の割合は32.8%。同じく、30~34才の女性の未婚の割合は13.9%。最近の男性・女性の高い未婚率がよく分かる。男性は絶対的な数値が高く、女性はここ20年で未婚の割合が大きく変化しているのに驚く。

なお、未婚率の変化を性別と年齢別に記載すると以下。(国勢調査 抽出速報集計結果<平成23年6月29日公表>より抜粋)

------------------------------------
     <男性><女性>
------------------------------------
15~19才 99.7% 99.4%
20~24才 94.2  89.6
25~29才 71.1  59.9
30~34才 46.5  33.3
35~39才 34.6  22.4
40~44才 27.9  16.6
45~49才 21.5  11.7
50~54才 17.2   7.8
55~59才 13.6   6.2

2011年8月17日水曜日

暑さ・節電特需到来。そして、早くも過ぎ去る。

この夏、この定例配信ニュースメールでも言及し、事前に予想されたとおり暑さ対策や節電対策の消費による特需が訪れた。
百貨店やスーパー、家電量販店などの小売りでは、日傘・涼感グッズ・扇風機・LED電気・クールビズ衣料などが売上を伸ばした。

しかし、8月に入り、暑さも峠を越し電力不足の心配も和らいだことが影響したのか、その特需も失速。売上の伸びは鈍化しているようだ。

この定例配信ニュースメールをご覧いただいているイベント事業者の皆様には、暑さ・節電特需があっただろうか。都内の異業種交流パーティーやネットのコミュニティでは、会場をビアガーデンとするイベントがいくつか開催されていたようだ。反面、バーベキューやクルージング等のイベントは例年にくらべると開催数は少ないようではあった。

イベント事業者はどうだか分からないが、ビジネス界では、もう今年の冬に来るであろう「寒さ・節電」「ウォームビズ」に目が向けられている。
ちょっと早いが、今夏のイベント傾向を参考に、今冬のイベント内容を検討してみてはどうか。「暖かく」て「リーズナブル」なイベントがウケそうな気配はある。

2011年8月3日水曜日

<新カテゴリ:新規事業考>単身世帯マーケットを狙え

イベントや婚活のマーケット、理屈的には男女の出会いも含めて、出会いを創出するビジネスはなくならないはずですが、実際問題、微妙な情勢。
旧来式の出会いパーティーや結婚相談所などのサービスは、正直、どんどん厳しくなっていくのではないかと予想します。

男性も女性もサービスに対する目がシビアになり、財布の紐も固い。独身ではなおさら。

一方で、上の別記事で言及したように、独身者、つまり独身世帯数はどんどん増えています。イベント消費、婚活消費というビジネス分野に限ると縮小している印象のマーケットも、単身世帯マーケットというライフスタイルで見れば成長マーケットとなります。そして、イベント事業者は、その単身世帯マーケットにダイレクトにアプローチできる非常に有利なポジションにいることになります。

業界も事業規模もまったく違いますが、単身世帯マーケットを攻略して、成功を収めている商品ジャンルがあります。ご存じ、いわゆる白物家電です。成熟産業で成長余地も乏しいと思われた洗濯機・冷蔵庫・電子レンジなどの、白物家電は、高級製品を中心に最近、大きく売上を伸ばしているそうです。勝因は、独身アラサー・アラフォーを狙ったこと。増える単身世帯を狙い、アラサー・アラフォーの強い家事へのこだわりを見抜いてプチドラム洗濯機やヘルシオなどこだわりの高級製品を投入。多くのヒット商品が出ています。

昔からあるお馴染みの白物家電がブレイク。なんとなく、イベントと通じるものを感じたので記事にしてみました。イベント事業者や婚活事業者が、新規事業や新規企画を考えるときに「単身世帯マーケット」というマーケットのとらえ方は、何か役に立ちそうです。企画のヒントになれば幸いです。

2011年7月13日水曜日

グーグルの検索結果に異変あり

先週の記事と多少関連しているが、インターネットでのトレンドとして、別記事として、まとめるに値する重要な内容なので紹介する。

ここ最近、グーグルの検索サイトに変化が、検索結果に変動が見られるのに気づかれているだろうか。

以下のような変化が見られている。
●ツイッターなどソーシャル検索が強化
●(上記の後、そしてつい直近のこと)ツイッターが検索結果からなくなる
●iPhoneなどスマートフォン用の検索画面がリニューアル
●PC用の検索画面がリニューアル
●ショッピング検索がリニューアル
●グーグルのサービスにログインしている時とログアウトしている時で検索結果(順位)に違い。ログイン時はパーソナルな検索結果に
●グーグルインスタンス(キー入力を先読みして検索結果を表示)の本格導入
●音声・画像での検索

ツイッターの検索結果が強調されたり、逆に、表示されなくなったりというのは、グーグルとツイッターの契約上の問題なので除外するとしても、比較的、ここ最近、インターフェイスや検索結果順位など見た目の変化がころころと起きている。

パーティー系のビッグキーワードにおいて「くらべて.com」と弊社が広告企画を手がけている「お見合いパーティーに行こう!」では、順位にさほどの変化がなく安定しているが、事業者の検索結果は、それなりに変化が起きている。手前味噌で恐縮だが、一時期、乱立していたパーティー系ポータルサイトは、弊社が関連する2サイト以外ほとんど姿を消している。

楽しいこと比較サイト「くらべて.com」~カップリングパーティー
「お見合いパーティーに行こう!」

グーグルが目指す検索結果の方向性として、ソーシャル化(ソーシャルネットワークの活動を検索結果に反映させる)、パーソナライズ化(検索する人の嗜好にあった結果を提示する)、コーマース強化(購買に結びつく検索システムと検索結果を強化)にあるようだ。

最近、検索結果を見ていないマッチング事業さんは、久しぶりにチェックして見てはどうだろうか。意外に変化しているのに驚くかもしれない。

2011年7月6日水曜日

IT業界、ソーシャルが熱い。グーグルも新ソーシャルサービスをスタート

IT業界は、ソーシャルが熱い。
最近、このブログと定例配信ニュースメールでは、毎回、こうしたコメントをしているので、またか、という声も聞こえそうだが、今月もやはり、ソーシャルの記事を掲載する。

ソーシャルネットワークでここ1ヶ月の大きなニュースは以下。
●グーグルが新ソーシャルサービス「Google+」をスタート
●ヤフーのSNS「Yahoo!Days」サービス終了
●MySpaceが買収される
●Facebookが「チェックインクーポン」と呼ばれるリアル店舗が配布できるクーポンサービスをスタート
●リクルートが「チェックインクーポン」を使ってリアル店舗のクーポンサービスをスタート。提携店舗への十分な説明がなく問題に

特に注目すべきは、グーグルが新ソーシャルサービス「Google+」。
まだ、一般公開おらず限定会員のみ利用可能なサービスだが、SNS市場で独走するFacebookに対抗しうるサービスとの評判だ。
「Google+」の動向は、グーグルの検索結果にも、影響を与える見通しだけに、インターネットに関係する事業者であれば、注目しておいて損はない。

2011年7月5日火曜日

結婚情報サービス「ツヴァイ」3~5月の損益2700万円の赤字。ただし明るい兆しも。

結婚情報サービス「ツヴァイ」を運営する株式会社ツヴァイは、6月下旬に2011年3月~5月の第1四半期の決算短信を公表した。

昨年同時期の純利益2400万円のところ、赤字2700万円。売上は、昨年同時期9億3700万円のところ、8億6100万円。8%減。

ただし、明るい兆しもある。IR情報によると、震災の影響で前年度を大きく下回った3月の会員数は、ゴールデンウィーク後に急速に回復。結果的に、第1四半期の新規入会者数は、前年同時期よりも上回った、と報告をしている。

マスコミ報道によると、震災の影響で、結婚願望が高まっている、とのこと。
楽観的に考えると、今回の「ツヴァイ」新規入会者数の増加は、そうしたトレンドを反映してのことで、マッチング業界全体にとって明るい兆しと言える。
ただ、一方で、震災直前「ツヴァイ」にしても通期での会員数減少を決算発表していたように、結婚情報サービス全体において会員減少傾向が推測されていた。悲観的に考えると、今回の「ツヴァイ」新規入会者数の増加は、単なる3月、4月の入会予定者が5月入会にズレ込んだだけの可能性もある。
結婚情報サービスを含むマッチング業界全体として、今後の婚活消費の行方を見守る必要がある。

2011年6月29日水曜日

NTTドコモ、夏モデルに「テザリング機能」。パソコンやネット接続環境が変わる

5月中旬、ドコモが夏モデルのスマートフォン9機種を発表した。注目は、9機種のうち7機種に標準搭載の「テザリング機能」。これまで携帯各社が、あえて対応しなかった機能を搭載することにより、パソコンやネット接続環境が大きく変わる可能性が出ている。

「テザリング機能」は、簡単に言うと、スマートフォンをインターネットの中継器とする機能。一般に、複数台のパソコンをネットに接続する場合、電話や光回線の先にルーターと呼ばれる機器を取り付けて、ルーターをインターネットの接続口としていると思うが、そのルーターの代わりをスマートフォンがしてしまうイメージ。携帯電話の回線を携帯電話以外のデジタル機器でも利用してしまうことから、これまでは携帯各社は、あえて対応してこなかった。

「テザリング機能」によって、何が変わるか…
まず、確実に言えるのは、スマートフォン普及の加速。そして、タブレットPCなどの小型パソコンの普及の加速。あらゆるものが無線でネット接続しやすくなるので、これまで予想もしなかったものまでがネット対応してくるはず。「ドラゴンボール」に出てくるスカウターのようなものも(婚活に使うなら、レンズ越しに年齢や年収や学歴・経歴などが表示されるのカナ)案外登場早いのかもしれない。

2011年6月22日水曜日

携帯簡易メールの4社相互接続、7月13日からスタート

1年以上前に、このブログでも記事にした記憶があるが、一般に、「ショートメール」等と呼ばれる携帯各社の簡易メール(=ショートメッセージサービス・SMS)が携帯4社で7月13日より相互接続する。

相互接続するのは、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイル、イー・アクセス。

これまで、異なる携帯会社間のショートメール送信はできなかったが相互接続以降は、メールアドレスが分からなくても、携帯電話番号さえ分かればショートメールを送ることができるようになる。

2011年6月17日金曜日

スマートフォンを経由した通販が急拡大。見過ごせなくなりつつあるスマホ対応

インターネット通販市場でスマートフォン経由の販売が急拡大している。日経新聞によると、専用画面を用意しているヤフーでは、「3月以降、ネット通販全体に占める比率が1割に達し」ているとのこと。

ヤフー以外にも、通販分野では、スマートフォン専用サイトやスマートフォンで利用できるアプリを用意するメーカーや小売りが続々と増えている。マッチング事業者の中にも、大手を中心に、スマートフォン専用サイトやアプリを提供しはじめたところがちらほら。

今後、ITビジネス以外でも、サービスや告知のスマートフォン対応が見過ごせなくなる可能性がある。

2011年6月15日水曜日

内閣府、結婚・婚活に関係する興味深いデータを調査結果を発表

5月11日、内閣府は「結婚・家族形成に関する調査」の結果を公表した。
公表されたデータから、マッチングビジネスに関わる事業者なら知っておいて損はないものをザックリまとめて箇条書きでご紹介する。(項目の一部、調査結果[概要版]の丸写しの引用)
インターネットで20~30代の未婚男女と結婚3年以内の男女、計1万人の調査結果。

未婚者の約6割は、今、交際相手がいない。
性別・年齢問わず、正規雇用のほうが非正規雇用より「既婚」「恋人あり」の合計が高い。女性より男性のほうが顕著。
男性の既婚率は、年収300万円未満が8~9%で最も低く年収300万円以上になると25~40%となることから、大きな開きがある。つまり、年収300万円未満の男性は結婚していない・結婚できない現状がある。
異性と交際する上での不安は、「自分に魅力がないのではないか」(47.5%)、「出会いの場所がわからない」(42.0%)で高い。
将来結婚したい人は86.0%。結婚しない理由は「適当な相手にめぐり合わない」

2011年6月8日水曜日

関東でも早くも梅雨。観測史上2番目に早い梅雨入り

今年の梅雨入りは早い。
気象庁の速報によると、近畿の梅雨入りは5月26日頃。平年より12日早く昨年より18日早い。関東もすでに梅雨入りしており5月27日頃。近畿ほぼ同様、平年より12日早く昨年より17日早い。関東甲信地方の梅雨入りの早さは、観測史上2番目。

例年、梅雨明けは近畿・関東で7月21日頃。これから1ヶ月強、天気に気を遣うシーズンになりそうだ。

ただ、暑さを和らげる適度な降雨は、節電により輪番停電回避につながるので、むしろ今年の関東に限り歓迎できる出来事かもしれない。

2011年6月1日水曜日

ぴあ[首都圏版]休刊。イベントを告知する紙媒体がまた1つなくなる

昨年6月に「ぴあ[中部版]」、10月に「ぴあ[関西版]」が休刊になっていたが、7月21日売号をもって「ぴあ[首都圏版]」も休刊。エンターテイメント情報誌として、またチケット等のビジネスに大きな影響を与えた雑誌「ぴあ」がなくなる。

婚活パーティーなどイベントを告知する紙媒体がまた1つなくなる。「ホットペッパー」からイベント告知ページがなくなって久しいが、これで首都圏では、数万部単位で発行しておりイベント告知のある紙媒体は「じゃらん」の他は地域密着のフリーペーパーだけになった。

最近の「ぴあ」発行部数は6万部ほど。「関東じゃらん」にしても昨年実績で14万部ほど。雑誌のメディアパワーはどんどん落ちている。そもそも紙媒体は、広告料金を考えると、イベントを告知して参加者を募るには、費用対効果の劣るメディアと言える。イベント告知が、デジタル媒体へシフトしていくのは必然の流れだろう。

では、「ぴあ」「じゃらん」の読者層は、どうしたメディアに流れているかと言うと…この話題は次回以降で。

2011年5月18日水曜日

ブライダル業界は震災の影響あまり受けず

日本経済新聞の報道によると、ブライダル業界大手「ノバレーゼ」は、震災の影響をあまり受けていない。運営する結婚式場の震災による物理的な被害は軽く特別損失も計上しない見通し。「3~4月に受注していた結婚式のキャンセルはほとんど無」い、という。結婚式は週末おこなわれることから計画停電の影響もほとんどないと予想している。

東日本に結婚式場を運営している事業者は別として、震災の直接被害のないブライダル業界の事業者は、業績への影響はあまりないようだ。

2011年5月7日土曜日

今年の5~7月、平均気温が高い可能性大

4月25日、気象庁が発表した5~7月の予報によると、「平均気温は、北日本と沖縄・奄美で平年並または高い確率ともに40%、東・西日本で高い確率50%」。日本全国おしなべて平年並みまたは高い可能性が大きい、とのこと。

昨年の記録的な猛暑をもたらしたラニャーニャ現象は夏前に終息の見込み。

東北から東日本においては、夏場にかけて計画停電が実施される可能性があるだけに、天候への配慮が欠かせない。夏場の暑い時期も、職場や小売り店、飲食店では、昨年までのように冷房をきかせることは難しくなるだろう。「涼しい」イベント企画を考える必要があるかもしれない。

2011年4月20日水曜日

震災前から、社会人サークルの活躍が目に付くように

インターネットのソーシャルな流れともあいまって、震災前より社会人サークルの活躍が目につくようになった。

活躍を見せているのは、全国規模の社会人サークルのいくつか。インターネットやローカル広告をうまく利用して、知名度を上げて、組織と活動を拡大させている。

ちょうど、ツイッターやFacebook、アンチFacebookとしてのmixiなどのソーシャルなメディアの利用が盛んになり、これまでそれほど繋がらなかった学生時代や職場以外の繋がりがどんどんインターネット上で「見える化」しはじめた時期。ソーシャルの波に乗って、一部の社会人サークルが勢力を拡大している。

マッチング業界の事業者であればご存じのとおり、社会人サークルの多くは「婚活」や「出会い」を表または裏のテーマとして活動しているところが多く、利用者の視点から見ると、マッチング業界のマーケットと重なる部分も多い。

これから、マッチング業界のプレイヤーとして、社会人サークルが加わる可能性もある。マッチング業界の事業者は、攻め込まれる前に逆に、「社会人サークル的」な組織運営、サービス体系について、研究してみてもいいのではないか。

「くらべて.com」の社会人サークル一覧(東京・関東)
「くらべて.com」の社会人サークル一覧(大阪・関西)
「くらべて.com」の社会人サークル一覧(名古屋・東海)

2011年4月13日水曜日

大手結婚情報サービス「ツヴァイ」業績発表。新規入会者数減が売上・利益に大きく響く

大手結婚情報サービス「ツヴァイ」を運営する東証二部上場企業の株式会社ツヴァイが2011年2月期の決算発表をした。売上高11%減の38億円。営業利益24%減の4億8千万。

売上・利益が出なかった原因が深刻。新規入会者が少なく主要商品である結婚情報サービスの会費収入減が大きく影響している。ツヴァイだけの問題ではなく、結婚情報サービス全体または、マッチング業界全体として、マーケットが縮小傾向(全体のパイが縮小傾向)にあることを示唆しているのかもしれない。商品やサービスのあり方や、従来的な営業方法・宣伝方法を続けるだけでは業界そのものが、生き残れない可能性がある。

なお、ツヴァイの田路正社長は代表権のある会長となり、宮武正容顧問が社長に就任するようだ。

「くらべて.com」結婚情報サービスTOP
「ツヴァイ」の「くらべて.com」でのレビュー記事

2011年3月23日水曜日

NPO法人の認証取消急増

各都道府県により、法人認証を取り消される特定非営利活動法人(NPO法人)が増えている。

NPO法人の認証数は、2004年1月31日現在【15,151】から2010年1月31日現在【39,214】と倍増しているが、認証を取り消された数は2004年の10法人から2010年の184法人と10倍増以上。認証取消が急増している。

設立当初に申請だけして、事業報告書や決算書類などの書類を何年も続けて提出しない、ずさんな運営のNPO団体が多いという。

NPO法人設立ブームのときに、マッチング業界でも、結婚相談所がNPO法人として相次いで設立されていた。その後、どうなったのだろうか。先に述べたような認証取消NPO法人に含まれていなければいいのだが。

2011年3月16日水曜日

先週に続いて、馴染みのあるブライダル業界を大ざっぱにまとめると…

景気トレンドに続いて、マッチング業界に馴染みのあるブライダル業界のトレンドを大ざっぱにレポートする。

結婚式場運営大手のベストブライダルの2010年12月期の連結決算では、純利益が37億円。7期連続で最高益を更新した。
テイクアンドキヴ・ニーズは、ハウスウェディングが得意な結婚式場運営大手のひとつ。今月から、ホテルでの婚礼事業にも参入する。

婚姻件数は減少する中で、結婚式場のオープンは増えている。同業のノバレーゼ、アニヴェルセルも、続々と開業する計画とのこと。

要するに、この業界、景気は悪くない。

ブライダルマーケットは、現在1兆5千億円ほどと言われている。
テーマパークや動物園・水族館等のレジャー施設の市場規模7000~8000億円の2倍の市場規模。しかし、レジャー産業における東京ディズニーランドのような圧倒的なシェアを誇るガリバー企業はなく大手4社を合わせても全体の約1割にとどまる。婚活パーティーや結婚情報サービス等のマッチング業界とプレイヤーの面からは似た構造をしている。

2011年3月12日土曜日

「半額」「ナンバー1」…不当表示による改善命令相次ぐ。

地震、すごかったですね。
まだ、余震が続いているので、くれぐれも慎重に行動してください。

さて、JR不通で事務所に閉じこめられた時間を使ってブログを更新します(泣)

グルーポンのおせち問題。
2月22日に消費者庁は、価格や食材を不当に表示したとして、販売業者に対して、改善を求める措置命令を出した。
また、サイトを運営するグルーポン・ジャパンに対しても再発防止を要請した。

2月4日には、比較する標準価格がないにも関わらず、新聞折り込みチラシに「半額」「4割引」などと不当に表示(標準価格で販売していた実績がなかった)していた高知県のスーパーが同庁によって措置命令を受けていた。

マッチング事業者のサービス告知においても、「半額」「ナンバー1」等の表示が、最近、目につくが、きちんと景品表示法に則って運用がされていなければ、痛いしっぺ返しを受けるので注意が必要だ。
消費者センター等に寄せられた苦情がもとで、消費者庁の調査が入り景品表示法による「措置命令」「警告」となれば大きな痛手。報道発表がなされ同庁のサイトを含めて記録として残ってしまう。そうなれば、事業者としての信用を大きく傷つけることになる。

グルーポンの問題でも、命令の対象が、グルーポンではなくて、事業者であることにも注目してもらいたい。例えばフリーペーパーで、根拠のないままに「ナンバー1」「半額」等の表示をしたら、問題が発覚したときには、基本的に、ペナルティを受けるのは、フリーペーパーではなく事業者だ。
そのため、景表法等をきちんと理解していない、フリーペーパーや勝手サイト、アフィリエイト広告等での景表法違反のおそれのある告知には十分に注意することが肝要となる。

2011年2月23日水曜日

結婚するなら大都市へGO!ただし、3組に1組以上の割合で離婚

厚生労働省は、今年の元旦(1月1日)2010年の人口統計「平成22年(2010)人口動態統計の年間推計」を発表した。

統計資料によると、日本の人口1億2576万人に対して、婚姻70万人。一方、離婚25万人。つまり、結婚する人の3組に1組以上の割合で離婚してる。(ちなみに、同統計によると、107万人生まれて、114万人死んでる)

厚生労働省が発表した別の資料によると、平成21年の婚姻率(1000人の男女のうち何人が婚姻するかという数字)は全国平均で5.6。都道府県別の婚姻率が全国平均を上回っているのは、上から順に東京、沖縄、愛知、神奈川、大阪、千葉、福岡の7つのみ。沖縄は例外的だが、その他はいずれも大都市という結果となった。出会いが多いのは大都市。結婚したければ、大都市へGOというわけ。

バイク王、自社複数ブランドを使い価格競争を自作自演

日経新聞によると、バイク買取専門「バイク王」を運営する株式会社アイケイコーポレーションは、自社の複数ブランドをならべたサイトにおいて、買取価格を比較できるかのようにうたい査定を受け付けていた。
サイトの利用者は、複数業者にバイク買取査定を申し込んでも、実は、すべて株式会社アイケイコーポレーションが査定することになっていた。

こうした自作自演の情報操作は、オンライン上では通用しなくなっていることをすべての事業者は再認識すべきだ。
違法な場合はもちろんだが、法律的には問題ない場合でも、自社や子会社を使って、口コミサイトや価格比較サイト、串刺し検索サイトを運営するリスクをしっかりと認識して欲しい。

2011年2月16日水曜日

マッチングビジネスにおいて口コミのトラブル増加の傾向

婚活パーティーや結婚情報サービス、出会い系サービスの事業者において、悪評の氾濫・執拗なバッシング・ブロガーの攻撃など、インターネット上の口コミのトラブルが増加しているようです。

株式会社くらべてドットコムが調べたところ、主要マッチングサービスのほとんどにおいて、掲示板サイト、口コミサイトやブロガー等で口コミのトラブルを確認できました。
最近では、そうした悪評が検索エンジンで上位表示されることも多くなりマッチング事業者の悩みのたねにもなっています。

ところで、ちょっと変わったSEO対策に、「逆SEO対策」や「誹謗中傷対策」と呼ばれるものがあるのをご存じでしょうか。一般ののSEO対策が、特定のキーワードでの検索エンジン上位表示を狙うのに対して、「逆SEO対策」は特定のキーワードで、都合の悪いページを検索エンジンの上位表示から排除する対策をいいます。

紹介しておいてなんですが、このような「逆SEO対策」ですが、最近では、SEO対策業者やインターネットのコンサルティング事業者が、めっきり受注をしなくなって(つまり、やらなくなって)います。
というのも、昨年末に、Yahoo!が、逆SEO対策をおこなうことに対して検索エンジンスパム行為と認定。そうした行動をとる業者とサイトを排除するという重いペナルティを課す動きがありました。

インターネット上から、無理矢理、サービスに都合の悪い口コミを排除することが、最近、さらに難しくなっていると言えます。

時代はソーシャルに。記名・匿名で個人がどんどん発言できるようになり、企業も個人も隠し事ができない時代になりました。
都合のいい情報だけ開示して口コミを支配しようとする時代は終わったようです。
むしろ、積極的に情報をオープンにして社会と関係していくべき。
株式会社くらべてドットコムでは、よりよいソーシャルとの付き合いを研究・実践しています。ともに次の時代に対応していきましょう。

2011年2月9日水曜日

イベントでのトラブルの予兆?パーティーに異変あり

株式会社くらべてドットコムでは、マッチングビジネスを支援するサービスを提供している関係から、パーティー・出会い系・結婚相談所などにまつわるサイト・ブログ・コミュニティを定点観測しています。

そうした定期的なチェックの中で、最近のちょっとおかしな現象について、この定例ニュースメールでいち早く報告しておきます。

去年の年末頃から、そして、1月、2月に入ってさらに拍車をかけるようにして、mixiや掲示板等で参加者を募るパーティー等の様子に異変があります。

 <変なこと その1>価格が変!
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 参加費が極端に安いイベントが増えています。
 これまで、男性5,000円、女性3,000円程度だったものが、最近では、
 男性3,500円、女性2,000円程度は当たり前。学生価格だと、2,000円
 1,000円といったイベントもちらほら見かけます。

 <変なこと その2>店舗スタッフに似せた告知が増加!
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 これまでコミュニティや掲示板等では、定期的に大規模イベントを
 運営している個人やパーティーブランドの告知が多かったのですが、
 最近は、店舗と関係のあるらしい個人の書き込みが増えています。
 告知するにも、パーティーブランドなどは掲げず、店舗名と店舗の
 メールアドレスで集客するイベントが増えています。

こういった(↑)現象、なんなのでしょうか?就活生を巻き込んだイベントや店舗販促を兼ねたイベントが増えているといったことであればいいのですが。

これだけではトラブルの予兆とは言えませんが、備えあれば憂いなし。店舗やコラボ先の選定には、これまで以上に、気をつけたほうがいいかもしれません。ずさんな運営をする事業者と関わってトラブルに巻き込まれることがないようにご注意を。

2011年1月19日水曜日

SEO対策にも大きく影響。Yahoo!検索結果順位ロジックのGoogle化、完了

もうすでに完全移行してから1ヶ月ほどたっているので周知の事実だが、気になることもあり記事を投稿しておく。

8月下旬にヤフーとグーグルが検索エンジン分野において提携したことをうけて、昨年12月上旬、ヤフーの検索結果順位ロジックがグーグルに完全移行した。

「くらべて.com」カップリングパーティーの編集チームは、マッチング系キーワードを定点観測しているが、完全移行後、気になることがひとつ。

12月上旬、完全移行の発表があり、ヤフーとグーグルの検索順位は非常に似たものになった。しかし、それから1ヶ月以上たった今、未だに、多少のズレが出ている。

感覚的には、より検索順位が近似しているというよりも、むしろ、離れているかのようだ。

例えば、現在、「カップリングパーティー」のキーワードにおいて「くらべて.com」カップリングパーティーTOPはヤフーで3位、グーグルで4位。
その他のキーワードでも、全体的に、多少の違いが見られる。これが誤差の範囲内か、以降期間ゆえの現象なのかは不明。

「くらべて.com」カップリングパーティーTOP


なにはともあれ、今後ともヤフー検索結果順位がグーグルのものと多少の違いが出るとしても、元となる順位データは、グーグルから提供されたものになるので、これまでグーグルの検索結果に強かったサイトが有利になることに変わりはない。

上記のように、弊社では、マッチング系キーワードでの検索順位のチェックを定期的に実施しているので、今後の推移を見守っていきたい。

2011年1月13日木曜日

2010年末、結婚情報サービス業界は苦戦のもよう

2010年末、結婚情報サービス業界のビジネスは苦戦しているもよう。

「くらべて.com」結婚情報サービスTOP
「ツヴァイ」の「くらべて.com」でのレビュー記事

12月21日、「ツヴァイ」の2010年3月~11月期の決算発表によると、税引き利益が前年同期比22%減。主力商品である結婚情報サービの入会者数が減り、売上も10%以上減少している。

結婚情報サービス、結婚相談所ネットワーク組織ともに、新聞・雑誌広告が減少。加えて、数少ない広告に掲載されている情報も、本業の結婚情報サービスの告知だけでなく、パーティー等イベントの開催やフランチャイズ加盟店募集など周辺サービスが盛り込まれることが多くなった。

回復の見えない不景気と、未婚世代の「婚活疲れ」がささやかれる中、結婚情報サービス業界全体が、厳しい情勢となっているようだ。