2010年8月9日月曜日

水曜アフター5の人出に注目!「水曜族」着実に増えています。

水曜日のアフター5。最近、飲食店などにサラリーマンやOLが多いのにお気づきだろうか。

水曜日の仕事帰り。居酒屋などで一杯、カラオケでストレス解消、エステでリラックス、などなど、街中での、各種サービス利用者が増える傾向にある。

その原因は、「ノー残業デー」。週の中日の水曜日に「ノー残業デー」を設定する企業は多く、その影響で、職場近くやターミナル駅周辺の繁華街に、アフター5を楽しむサラリーマンやOLが増えている。

仕事を早くに切り上げて、就業後の早い時間から居酒屋や遊戯施設に集まる。翌日に疲れを残さずにサクっと遊ぶ。これが「水曜族」の特徴。

景気低迷や巣ごもり傾向を受けて、マッチング業界もそうだが、どんな種類のイベントも、平日の集客は、以前より厳しい。パーティー事業者の中には、平日のイベントを開催しないことろも増えている。結婚相談所の中には、平日の相談会や説明会を開催しないところも増えている。

そんな中、平日イベントを開催スタートするなら、または、再開するなら、水曜日がオススメだ。「水曜族」を大いに取り込めるかもしれない。

2010年8月8日日曜日

花火シーズン到来。本年度ベストオブ花火サイト2つのご紹介

いくつか大きな大会が終わってはいるが、これから、まだまだ、花火大会が予定されている。


婚活パーティーやお見合いなどのイベントを日常的に開催するマッチング事業者として、夏シーズンの人の流れに大きな影響を与える花火大会のスケジュールは事前にチェックしておきたい。

そんな花火大会の情報収集に役立つ、株式会社くらべてドットコムの独断と偏見で選んだ、本年度ベストオブ花火サイトを、2つご紹介する。

ウェザーニューズ 花火天気Ch
Walkerplus 花火カレンダー2010

ウェザーニューズの花火大会特集は、全国約1000箇所の花火大会を網羅しており、大会名や地域、日程などで検索できる。Walkerplusの花火大会特集は、話題となる大きな花火大会を見やくレイアウト。雑誌記事のように見ていて楽しくなる。

最近は、花火大会で有料席が増えているという。旅行代理店各社が花火大会を盛り込んだパックツアーを企画するのと同様、大量の席を確保できるなら、花火観覧とからめたイベント開催も面白い。

2010年8月7日土曜日

<トレンドチェック!>結婚情報サービス&出会い系サイト

先々月、定例配信のニュースメールとこのブログで、結婚情報サービスについての記事を掲載したところ、予想外に好評だったので、第二弾を掲載する。


最近、マッチング業界では、婚活パーティーの開催が盛んだ。婚活パーティーを主要事業としている、お見合いパーティーやカップリングパーティーの事業者だけでなく、結婚情報サービスや出会い系サイトでも、婚活パーティーに重きを置く傾向にある。

「ノッツェ」を展開する株式会社 結婚情報センターでは、広告で、婚活パーティーのスケジュールを掲載しはじめた。
「ピュアアイ」「アイキューピッド」など出会い系サイトも、自社サイトを含む広告で、婚活パーティー開催を全面に押し出すようになっている。

「ノッツェ」の「くらべて.com」でのレビュー記事
「ピュアアイ」の「くらべて.com」でのレビュー記事
「アイキューピッド」の「くらべて.com」でのレビュー記事

婚活パーティーのマーケットは隣接業界の事業者も加わり乱戦模様。ただ、対立だけでなく、一部には、事業者同士のゆるやかな提携の兆しもある。今回の、マッチング業界内での婚活パーティーブームが、お見合いパーティーやカップリングパーティーの事業者のピンチとなるかチャンスとなるか。株式会社くらべてドットコムは、媒体社として、そして、1プレイヤーとしても、このトレンドに注目していくつもりだ。

2010年8月6日金曜日

ヤフーとグーグル、提携。グーグルは、検索エンジンの日本国内シェア9割に

27日、ヤフーは、同社が提供するインターネット検索サービスの要となる検索エンジンを、米ヤフー製から、グーグル製に切り替えることを発表した。同時に、検索と連動する広告システムにおいてもグーグル製を採用する。


検索エンジンにおける、最近の日本国内シェアは、大雑把に、ヤフー5割、グーグル4割。今回の提携により、グーグルは、ヤフーからの切り替え分と合わせて、検索エンジンと検索連動型広告システムの日本国内シェア9割となる。

ただ、両社の検索結果がまったく同じになるかというと、そうではない。ヤフーは、グーグル製による検索結果データを自由に加工する権利を有しており、ヤフー独自のコンテンツや機能と連動させて、見た目や機能性において、グーグルのサービスとの差別化をはかるという。また、検索と連動する広告についても、両社の間で、広告主や広告関連データは完全に独立して保持。営業面での競争関係は続く。

サイト運営側の実務面から、今回の提携を見ていこう。乱暴な言い方をすると、ヤフーとグーグルの2つあった検索エンジンが、グーグル1つになるので、完全移行後のSEOは、グーグル対策だけでよくなる。ただし、実際のところ、現在のSEO対策は、スニペットや映像、ローカル情報、カテゴリ情報などに及ぶことからコトはそう単純ではない。今後も、それぞれのサイト運営側が考える、最適な検索結果表示を得るために、それぞれの検索エンジンでの、ある程度の対策は必要となるだろう。

最後に、今回の提携そのものについて言及する。今回の提携発表に先立ち、提携する両社は、公正取引委員会に、独占禁止法違反とならないことを確認してはいるが、今後の経過によっては、確認をとったデータの前提事実を覆す情報が出て提携が解消に追いやられる可能性もある。つい最近も、決定的と思われたグーグルの中国事業撤退が、最後の最後で、やはり継続となった例がある。サイト運営者は、検索エンジンが完全に切り替わるまで、今回の提携の成り行きに注目したほうがいい。