2011年2月23日水曜日

結婚するなら大都市へGO!ただし、3組に1組以上の割合で離婚

厚生労働省は、今年の元旦(1月1日)2010年の人口統計「平成22年(2010)人口動態統計の年間推計」を発表した。

統計資料によると、日本の人口1億2576万人に対して、婚姻70万人。一方、離婚25万人。つまり、結婚する人の3組に1組以上の割合で離婚してる。(ちなみに、同統計によると、107万人生まれて、114万人死んでる)

厚生労働省が発表した別の資料によると、平成21年の婚姻率(1000人の男女のうち何人が婚姻するかという数字)は全国平均で5.6。都道府県別の婚姻率が全国平均を上回っているのは、上から順に東京、沖縄、愛知、神奈川、大阪、千葉、福岡の7つのみ。沖縄は例外的だが、その他はいずれも大都市という結果となった。出会いが多いのは大都市。結婚したければ、大都市へGOというわけ。

バイク王、自社複数ブランドを使い価格競争を自作自演

日経新聞によると、バイク買取専門「バイク王」を運営する株式会社アイケイコーポレーションは、自社の複数ブランドをならべたサイトにおいて、買取価格を比較できるかのようにうたい査定を受け付けていた。
サイトの利用者は、複数業者にバイク買取査定を申し込んでも、実は、すべて株式会社アイケイコーポレーションが査定することになっていた。

こうした自作自演の情報操作は、オンライン上では通用しなくなっていることをすべての事業者は再認識すべきだ。
違法な場合はもちろんだが、法律的には問題ない場合でも、自社や子会社を使って、口コミサイトや価格比較サイト、串刺し検索サイトを運営するリスクをしっかりと認識して欲しい。

2011年2月16日水曜日

マッチングビジネスにおいて口コミのトラブル増加の傾向

婚活パーティーや結婚情報サービス、出会い系サービスの事業者において、悪評の氾濫・執拗なバッシング・ブロガーの攻撃など、インターネット上の口コミのトラブルが増加しているようです。

株式会社くらべてドットコムが調べたところ、主要マッチングサービスのほとんどにおいて、掲示板サイト、口コミサイトやブロガー等で口コミのトラブルを確認できました。
最近では、そうした悪評が検索エンジンで上位表示されることも多くなりマッチング事業者の悩みのたねにもなっています。

ところで、ちょっと変わったSEO対策に、「逆SEO対策」や「誹謗中傷対策」と呼ばれるものがあるのをご存じでしょうか。一般ののSEO対策が、特定のキーワードでの検索エンジン上位表示を狙うのに対して、「逆SEO対策」は特定のキーワードで、都合の悪いページを検索エンジンの上位表示から排除する対策をいいます。

紹介しておいてなんですが、このような「逆SEO対策」ですが、最近では、SEO対策業者やインターネットのコンサルティング事業者が、めっきり受注をしなくなって(つまり、やらなくなって)います。
というのも、昨年末に、Yahoo!が、逆SEO対策をおこなうことに対して検索エンジンスパム行為と認定。そうした行動をとる業者とサイトを排除するという重いペナルティを課す動きがありました。

インターネット上から、無理矢理、サービスに都合の悪い口コミを排除することが、最近、さらに難しくなっていると言えます。

時代はソーシャルに。記名・匿名で個人がどんどん発言できるようになり、企業も個人も隠し事ができない時代になりました。
都合のいい情報だけ開示して口コミを支配しようとする時代は終わったようです。
むしろ、積極的に情報をオープンにして社会と関係していくべき。
株式会社くらべてドットコムでは、よりよいソーシャルとの付き合いを研究・実践しています。ともに次の時代に対応していきましょう。

2011年2月9日水曜日

イベントでのトラブルの予兆?パーティーに異変あり

株式会社くらべてドットコムでは、マッチングビジネスを支援するサービスを提供している関係から、パーティー・出会い系・結婚相談所などにまつわるサイト・ブログ・コミュニティを定点観測しています。

そうした定期的なチェックの中で、最近のちょっとおかしな現象について、この定例ニュースメールでいち早く報告しておきます。

去年の年末頃から、そして、1月、2月に入ってさらに拍車をかけるようにして、mixiや掲示板等で参加者を募るパーティー等の様子に異変があります。

 <変なこと その1>価格が変!
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 参加費が極端に安いイベントが増えています。
 これまで、男性5,000円、女性3,000円程度だったものが、最近では、
 男性3,500円、女性2,000円程度は当たり前。学生価格だと、2,000円
 1,000円といったイベントもちらほら見かけます。

 <変なこと その2>店舗スタッフに似せた告知が増加!
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 これまでコミュニティや掲示板等では、定期的に大規模イベントを
 運営している個人やパーティーブランドの告知が多かったのですが、
 最近は、店舗と関係のあるらしい個人の書き込みが増えています。
 告知するにも、パーティーブランドなどは掲げず、店舗名と店舗の
 メールアドレスで集客するイベントが増えています。

こういった(↑)現象、なんなのでしょうか?就活生を巻き込んだイベントや店舗販促を兼ねたイベントが増えているといったことであればいいのですが。

これだけではトラブルの予兆とは言えませんが、備えあれば憂いなし。店舗やコラボ先の選定には、これまで以上に、気をつけたほうがいいかもしれません。ずさんな運営をする事業者と関わってトラブルに巻き込まれることがないようにご注意を。