2010年10月8日金曜日

婚姻数減少も、ブライダル業界はマーケット拡大の見通し

厚生労働省の人口動態統計によると、平成21年の婚姻件数は、70万件超。前年から1万8千件あまり減少している。

一方、ブライダル業界は、業界全体的に業績は悪くない。ノバレーゼやベストブライダルなど婚礼事業大手を中心に売上は前年同時期を上回るところが多い。

婚姻件数の減少が続くなかで、逆に、マーケットを拡大できているのは、ブライダル業界各社が顧客のニーズにきちんと対応できているからだ。地味・派手の二極化する志向をとらえ、ジミ婚のカップルには低価格のサービスを用意。ハデ婚のカップルには人気のハウスウェディングを中心とした高級感のあるサービスを提供して客単価を上げている。

厳しいビジネス環境が続く婚活パーティーや結婚情報サービスなどのマッチング業界。盛り上げるヒントはこんなところにもあるかもしれない。

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