昨年6月に「ぴあ[中部版]」、10月に「ぴあ[関西版]」が休刊になっていたが、7月21日売号をもって「ぴあ[首都圏版]」も休刊。エンターテイメント情報誌として、またチケット等のビジネスに大きな影響を与えた雑誌「ぴあ」がなくなる。
婚活パーティーなどイベントを告知する紙媒体がまた1つなくなる。「ホットペッパー」からイベント告知ページがなくなって久しいが、これで首都圏では、数万部単位で発行しておりイベント告知のある紙媒体は「じゃらん」の他は地域密着のフリーペーパーだけになった。
最近の「ぴあ」発行部数は6万部ほど。「関東じゃらん」にしても昨年実績で14万部ほど。雑誌のメディアパワーはどんどん落ちている。そもそも紙媒体は、広告料金を考えると、イベントを告知して参加者を募るには、費用対効果の劣るメディアと言える。イベント告知が、デジタル媒体へシフトしていくのは必然の流れだろう。
では、「ぴあ」「じゃらん」の読者層は、どうしたメディアに流れているかと言うと…この話題は次回以降で。
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