2012年10月24日水曜日

自称「街コン」も登場。大小「街コン」、東京・大阪で多数開催。


※複数事業者様からのご要望により、先月号より、より婚活事業者の事業に関するトレンドやニュースを掲載している。

東京のターミナル駅や大都市、大阪の各エリアにおいて、毎週末のように主催社や企画者を異にした大小「街コン」が開催されつつある。中には、イベント自体は、大規模合コンや婚活パーティー、異業種交流パーティーと変わらぬ内容ながら、会場のある地域や都市名を冠とした自称「街コン」「(地域名)合コン」も登場。いろいろな問題をはらんではいるが、とにかく、婚活イベントのひとつのトレンドとなりつつあるのは確かだ。

先月号のこの定例配信ニュースメールでも言及したが、この「街コン」ブームは、婚活パーティーの客単価押し下げ要因となっている。婚活パーティー事業者の中には、「街コン」に参加者を奪われないように従来よりも低価格のパーティーを企画したり、全体の価格を見直すところが出ている。価格競争する一方で、「街コン」対策のためだけではないが、イベント性の高い企画など、オリジナリティのあるパーティーを大幅投入する事業者も増えている。

婚活パーティー事業者の中には、対抗するのではなくて、トレンドの波に乗ろうとする動きもある。異業種交流パーティーを得意とする事業者を中心に、「街コン」を連想させる企画名称をつけて、イベントを実施するところがあらわれている。

「街コン」から「街バル」へ。地域活性化を目的とした活動にも新たなトレンドが出ている。「街コン」の「コン」は「コンパ」「合コン」の意により、通常、街コン参加者は独身男女に限られていた。「街バル」は、独身男女に限定しない「街コン」とでも言おうか。街全体を「バル」(スペイン語のBAR)に見立てたイベントだ。都心を離れた郊外の都市では、「街バル」の開催が増えている。

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