そして、婚活パーティー事業者や社会人サークルの立ち上げや婚活の仕方などについて相談を受けることが多い。
情報サイトの運営者としては、当たり前だが、婚活パーティー事業者や社会人サークルから連絡をもらうと、まず、それら事業者のサイトを見る。
連絡を受けたときにサイトのURLがあれば、直接URLをブラウザにコピペしてサイトにアクセスするが、なければ、サービス名称でググる。
サービス名称でググったときに、けっこうな割合でこんなことが起こる。(例示として、弊社が、業務とは関係なく、応援している社会人サークル「ヴェロ・クオーレ」の場合を掲載する。)
社会人サークル「ヴェロ・クオーレ」のサービス名称をキーにしてグーグルで検索した検索結果画面が以下だ。
検索結果部分をよりアップにすると…
グーグルの検索結果、リンク先一覧表示の一番上。公式サイトへのリンクが掲載されているのだが、そのリンクの先頭に「?」のマークが表示されているのが分かるだろうか。
この「?」マークを表示させているのは、グーグルでも、ブラウザでもなく、ボクのパソコンにインストールされているアンチウィルスソフト(ボクのPCはトレンドマイクロ「ウィルスバスター」)だ。
アンチウィルスソフトを開発・販売するメーカーのほとんどは、プログラム的またはスタッフの目視によって、サイトの安全度をチェックしている。フィッシングなどの危険サイトや違法なアダルトサイトなどから自社アンチウィルスソフトを利用するユーザーを守るために。
自社運営サイトが、メーカー各社が開発・販売するアンチウィルスソフトから、「安全」の評価を受けていれば問題ないが、もしも、「危険」や「?」「未テスト」などの評価だと、知らず知らずのうちに日々大きな損失を受けているかもしれない。
ネットユーザーの立場で考えてみてみると分かる。
知り合いから、とある名前の婚活パーティーに参加しないかと誘われた。パーティー名称で検索してみたら、公式サイトのリンクには「?」マークが付いている。リンクをクリックしようと思うだろうか。
以前参加した婚活パーティーに、また今週末予約を入れようと、パーティー名称でググってサイトを探した。そのサイトのリンクには「?」マークが付いている。もう一度参加することをためらうのではないだろうか。
特に婚活関連のサービスや事業者には、出会い系を連想させる、ややネガティブなイメージがあるものだ。もしも、アンチウィルスソフトがそのサイトに「安全」以外の評価をしていたら…
正確には、この安全度チェック機能は、パソコンにインストールされたアンチウィルスソフト自体の機能ではなく、インストールされるときにブラウザのプラグインとして提供された別プログラム。アンチウィルスソフトにとってみると、おまけみたいな機能(サービス)だ。ただ、このおまけ、アンチウィルスソフトをインストールすると知らず知らずに一緒にインストールされてオンの状態になっていたり、アンチウィルスソフトがすでにインストールされているパソコンでは初期出荷段階でオンになっていることがある。要するに、パソコンの所有者が意図しなくても、勝手に、ブラウザ上でサイトを評価していることが大いにありえる。
今回のように、もしも、アンチウィルスソフトから「安全」以外の評価を受けていた場合の対処法にについて。アンチウィルスソフトメーカーそれぞれの解説ページを紹介する。
●ウィルスバスターの場合
→TrendプロテクトやWeb脅威対策により危険ではないはずのWebサイトが「危険」と判定される
→Trend Micro Site Safety Center について(評価webツールについて)
→サイトアドバイザーの評価に関する問い合わせ方法
0 件のコメント:
コメントを投稿