2010年6月15日火曜日

<トレンドチェック>結婚情報サービス

マッチング業界の中心的役割を果たす結婚情報サービスについて、大手各社の最近のサービス内容や宣伝など、トレンドをご紹介する。

大手各社は、まるで棲み分けを狙っているかのように、それぞれ異なるブランドイメージを構築しようと動いている。

■ツヴァイ
5月から、新聞広告や車中広告など、大々的にサービスの広告展開をしている。特に注目は、各種広告において「AEON」のロゴを大きく表示して、イオングループのサービスであることをアピール。イオングループのブランド力や唯一の上場企業であることを全面に打ち出して、なりふり構わずサービスの宣伝をし始めた。「(出会いの)オーダーメード」もキーワードにしている。競合他社との比較においては高級路線に近い。

→「くらべて.com」の「ツヴァイ」レビュー記事

■ノッツェ
前回の定例ニュースメールでもご紹介したように「ノッツェネオ」の名称で、100円“ワンコインから始める婚活”サービスをスタートさせている。低価格路線または今話題の「納得消費」に対応した戦略を推進。

→「くらべて.com」の「ノッツェ」レビュー記事


■オーネット
楽天グループのブランドを全面に押し出した広告&営業展開。成婚数や成婚カップルなどによる「実績」をアピール。

→「くらべて.com」の「オーネット」レビュー記事

2010年6月8日火曜日

ぴあとセブンイレブンが急接近。セブンイレブンにてチケット販売&フリーペーパー配布

「チケットぴあ」でのパーティーチケット取り扱いや、雑誌「ぴあ」でのパーティー開催情報の掲載など、パーティー事業者の中には、「ぴあ」各種サービスと密接な繋がりがあるところも見受けられるので、「ぴあ」に関する最近の話題をまとめる。特に、イベント情報を掲載した新フリーペーパーの発行は注目だ。

■2009年12月 ぴあとセブン&アイグループ 業務・資本提携
ぴあ株式会社が発行する第三者割当増資をセブン&アイグループが引き受け、セブン&アイグループは、ぴあ株式会社における議決権割合を連結ベースで20%に。ぴあ株式会社はセブン&アイグループ持分法適用会社になった。「ぴあ」とセブン&アイグループと業務・資本提携を推進する。

■2010年6月 セブンイレブンにて「チケットぴあ」サービス
「チケットぴあ」はファミリーマートでの取り扱いを終了。セブンイレブンにてサービスをスタートさせた。

■2010年6月 「ぴあ」新フリーペーパーをセブンイレブンにて配布
「ぴあ」によるアーチスト情報を掲載したフリーペーパー「7(セブン)ぴあ」を全国のセブンイレブンで発行。「ぴあ」は、雑誌「ぴあ」とフリーペーパー「7ぴあ」で、イベント情報のリーチを高める。

2010年6月7日月曜日

気になる日程をチェック!梅雨入り、サッカー、参院選挙などなど

例年であればもうとっくに梅雨入りしているこの時期だが、今年は少なくともあと数日、梅雨入りしないようだ。今年の梅雨入り予想スケジュールなど、イベント事業者として、客足にも影響する気になるスケジュールを簡単に以下にまとめた。

■梅雨入り
<平年> 中国・近畿地方6月6日頃、東海・関東 6月8日頃
<昨年> 中国・近畿地方6月3日頃、東海・関東 6月3日頃
<今年> 6月10日頃?※全国的に遅れている

■サッカー日本代表W杯日程
6/14(月)スカパー放送時間 22:25~
6/19(土)スカパー放送時間 19:55~
6/24(木)スカパー放送時間 26:55~

■参議院選挙
6/24(木)公示
7/11(日)投開票
 
<訂正補足>
定例配信ニュースメール(6月7日配信)に参議院選挙の日程に誤りがあったので、このブログでは訂正して掲載しております。

2010年5月5日水曜日

労働法改正に動きアリ!改正労働基準法施行、労働者派遣法改正の見通し。

労働者の基本法である労働基準法が改正され4月1日より施行。
また、リーマン・ショック以降のいわゆる「派遣切り問題」で注目された労働者派遣法は、改正に向けて今国会で、改正案が審議されている。

改正労働基準法の目玉は、残業賃金の割増率の引き上げ。ただし、同法改正により対応を強いられるのは大企業のみ。中小企業は猶予期間があり、3年経過後に適用を検討することになっている。

改正労働者派遣法の動きに関しては、4月に掲載したブログ記で扱ったので、ここでは割愛する。

上記の改正の他、パートや契約社員といった契約期間を決めて契約する有期労働者に関わる法改正の議論が高まっている。人とも関わりが多い業界だけに、マッチング業界の事業者も要注目だ。

2010年5月4日火曜日

結婚情報サービス「ノッツェ」、100円“ワンコインから始める婚活”スタート

昨日の記事とちょっとだけ関連して、結婚情報サービスの「オンライン化」のニュースを紹介する。

結婚情報サービス大手「ノッツェ」が、“ワンコインから始める婚活”のキャッチコピーで注目を集める、携帯専用の結婚情報サービス「ノッツェネオ」をスタートさせた。登録料・月会費0円(無料)、相手への申込み1名につきワンコイン100円のサービス。

オンラインシステム的には「出会い系サイト」と、あまり変わらないが、オンラインの「結婚情報サービス」として、低価格でサービスインする点が新しい。「低価格化」「お手軽さ」「オンライン化」のサービスがウケる中で、結婚情報サービスとして、いち早く対応したカタチ。

“100円”“ワンコイン”ばかりが注目されて、業界人でもあまりよく知られていない料金体系だが、詳細は以下。登録料・月会費0円。相手への申込み1名につき100円。相手の写真閲覧1名につき200円。相手との専用メール開通1名につき1,500円。センターでのお見合い1名3,000円。

2010年5月2日日曜日

「ジオス」破綻。英会話スクールのビジネスモデル崩壊か

当時英会話スクール最大手「NOVA」(2007年10月会社更生法適用)に続き、その後の業界最大手「ジオス」も破産(4月21日破産申告)。最大手が次々と倒れ、英会話スクール市場は、混迷している。

英会話スクールのビジネスは壊滅寸前。「くらべて.com」編集部では、英会話スクールビジネスが落ちぶれたことの本質的なところは、オンライン英会話や英会話指導員紹介サービスなどによる、「サービスの中抜き」化があるとにらんでいる。旧来式の英会話スクールの経営が厳しくなっている一方で、IP電話等を使ったオンライン英会話や英会話の先生を希望者に紹介するビジネス事業者は増加の一途。また、オンラインでは、英語の動画や音声、コミュニティがあふれ、高い入会金と受講料を払って、わざわざ英会話スクールに通う必要性が薄くなっている。

ところで、NOVAは、サービス内容(=英会話レッスン)を宣伝するとき、「出会い」の要素を意識的におわせていた、と言われている。英会話スクールのビジネスは、語学習得者の「出会い」ニーズを隠し味にマーケットを広げていた。ネット以前の「出会い系」と言えるかもしれない。

今回、「ジオス」破綻の話題を、定例配信ニュースメールとこのブログで、大きく取り上げるのは「くらべて.com」編集部では、「結婚情報サービス」のビジネスが英会話スクールと同じ軌跡をたどる可能性を秘めているからだ。高い初期費用・会費によるリアルサロンでのサービス、サービスの中抜きを推進する隣接業界の存在、一定の会員規模に依存したビジネスモデル…英会話スクールとそっくりではないか。参考数字だが、結婚情報サービス最大手のオーネットは、10年1月現在の会員数が1年前に比べ1割ほど減っているという。

勝ち抜くためには、他のサービス業と同じく「低価格化」「お手軽さ」「オンライン化」が必要か。結婚情報サービスだけでなく、パーティーなどイベント事業者もうかうかしていられない。対岸の火事ではない。

2010年3月3日水曜日

マッチング業界にも「フリー」の波!?セッティング料金0円の合コン・セッティングサービス出現

マッチング業界大手の株式会社IBJは、3月2日より、合コン・セッティングサービス「コンパ de Piace」において、セッティング料無料0円の料金体系を本日よりスタート。

一般に合コン・セッティングサービスは、登録メンバーの合コン成立時に、男性1人3,000円程度、女性1人1,000円程度をとっているが、同社は、そのセッテング料を無料にした。

→「くらべて.com」の「コンパ de Piace」レビュー記事

インターネット業界ならびにマーケティング職種において、「フリー」または「フリーミアム」という言葉が流行しているのはご存じだろうか。NHK出版『フリー』(クリス・アンダーソン著)で、紹介されてから注目されているキーワードでありビジネスモデルだ。説明しだすときりがないので、簡単すぎる説明にとどめるが、要するにGoogleやTwitter、YouTubeなどのように無料(フリー)をフックにしたビジネスモデルのこと。化粧品サンプルなどのマーケテング手法としての無料とはまったく違った「フリー」ビジネスが、世の中を席捲しつつあるという。ネットの世界だけでなく、「フリー」の潮流はリアル世界にも及ぶ。すでに、無料でCDを配布するアーチストの例は多数。ある航空会社は航空券を無料にするビジネスを検討しているという。

「コンパ de Piace」のビジネス構造は、おそらく純粋な意味での「フリー」ではないだろうが、「フリー」のトレンドを受けてのビジネス展開であることは間違いない。今後の経過が注目される。